Windows XPについて次の二点の実行をお願いします。
いずれの作業もNetworkに接続した状態でないと、実行できないことに注意してください。
Windows Updateも、是非行ってほしいと思います。しかし、これは、演習が終わった後に行ってください。
なぜなら、この作業は、結構時間がかかる上に、ネットワークに負荷を加えます。もし、この教室の全員が一度に行うと、それだけで、1時間は経過し、その間、他の作業ができなくなってしまうでしょう。
決して、演習の時間内には行わないでください。
本日も、科目の内容ではなく、演習の準備となります。
本格的な、科目内容の講義、演習は次回からとなります。
本日の内容
ファイル共有というのは、ネットワークで接続されている計算機同士でファイルを共有する(同じ内容の一つファイルを複数の計算機で同時に利用する)機能のことを指します。
一般には、この機能を用いて、自分の計算機にない資源(ファイル)をネットワークを経由して利用するわけですが、この演習では、むしろ、演習で利用する様々なファイルを、教員が用意してある計算機から、自分の計算機(Note-PC)へCopy (複写)するためや、課題の結果を、提出するために利用視します。
したがって、ファイル共有機能が利用できないと、演習が受けられないばかりか、課題の提出もできないといいった結果になります。
まず、最初に、各自のコンピュータに名前をつける必要があります。配布直後に、Windows XPのSetup時に正しく、コンピュータ名( pc####, ####は自分の学籍番号)とワークグループ名(全員共通で、mathとする)を指定した場合は問題ありませんが、そうしなかった人は、設定をする必要があります。
また、設定した人も確認のために、以下の作業を行ってください。
これで、「フルコンピュータ名」と「ワークグループ名」が表示されます。これが、正しく設定されていれば、問題はありません(不要なウィンドウは閉じましょう)。
もし、設定されていない場合は、さらにこの状態から次の作業を行います。
設定後、不安な人は、もう一度確認してみましょう。
まず、最初に、自分のファイルを、他の人から見ることができるようにするための、共有フォルダを作成します。
この共有フォルダは、例えれば、家での玄関先(扉の外)に相当するもので、家の中は、覗き込むことができませんが、玄関先であれば、誰でも、覗き込むことができるものということになります。
この設定は、今回一度きりでかまいませんが、一度行うと、それを取り消さない限り、ネットワークに接続すると、そのフォルダの中にある内容は、たのネットワークに接続されているコンピュータから見られてしまうことに注意しましょう。
もし、不都合があれば、共有フォルダの内容は、いつも、きれいにしておくとよいと思います(玄関先だって、いつも掃除しておきますよね..)。
作業手順は以下のようになります。
これらの作業は、実は、今回の「共有フォルダ」の作成に限らず、いつでも、自分なりのフォルダを作成するために利用可能です。フォルダの作成は、Windowsの操作の基本操作の一つですので、是非、これを機会に、習熟しておきましょう。
先ほどの作業で、作成されたフォルダは、単に、「共有」という名前が付いているだけで、別に、他の人から見えるわけではありません。
この後の作業を行うことによって、初めて、他の人から覗き込めるようになります。
以上の作業は、今回は、「共有」と名前付けされたフォルダに対して行ったのですが、他のフォルダに関しても同様に行うことができ、その場合は、そのフォルダもネットワーク共有されます。
逆に、この作業を中で、「ネットワーク上でのこのフォルダを共有する」の前にあるチェックボックス(四角い箱)のチェックを取れ(そのチェックボックスをクリックするだけです)ば、共有できないようになります。
また、「ネットワークユーザによるファイルの変更を許可する」のチェックボックスは、チェックがあると、他の人から、勝手に、ファイルを書き換えられてしまいますので、非常に慎重に利用してください。
初めのうちは、「この許可をしない」ことが肝要です(もちろん、慣れてくれば、自分の責任で、これを行うのは、その人の自由です。)。
ネットワーク上に公開された共有ファイルを参照するには、次のような手順を踏みます。
早速、配布されている資料を入手してみましょう。資料は、kurinoxpの中に入っています。
これらの資料は、kurinoxpに置いたままでも利用できるのですが、もちろん、それが可能なのは、講義の時間中に、kurinoxpとあなたのPCが共に、ネットワークに接続されている場合だけです。
逆に言えば、自宅に帰ってしまうと、その資料が利用できないわけです。
そこで、その資料を自分のPCに持ってきてしまえば、自宅で、いつでも参照が可能です。
その方法は、次のようにします。
すると、"20020417"と書かれたアイコンがいくつかあると思います。これを自分のpcに持って行くには次のようにします。
これで、演習用の資料を、ディスクトップに保存できたので、これからはいつでも、そのディスクトップ上のファイルを開くことができるので、その中身を参照することができます。
配布資料は、原則として、このように、必ず、自分のPCにCopyしてから利用するようにお願いします。
ガイダンス資料に基づき、情報教育研究センター利用法について説明します。
まず、「ガイドブック」を各自一冊ずつ配布しますので、取りに来てください。
以下は、「ガイドブック」にしたがって、説明しますが、特に、p.52の「9.電子メールを使う」は、今日の演習に直接関係しますので、注意してください。
前回のWWWの利用に引き続き、今日は、インターネット利用のもう一つの雄であるe-mailの利用法について説明します。
e-mailをやり取りするには、まず、mailを読み書きするためのtool (専用の仕事を行うプログラムのこと)が必要です。
Windows XPには、あらかじめoutlookと呼ばれるmail toolが用意されています。また、上述の「ガイドブック」にも、その利用法が述べられています。
しかし、様々な理由により、この演習では、al-mailの利用を前提として、説明します。
ただし、別に、al-mailを使わなければならないとか、outlookや、同ガイドブックに紹介されているnetscape mailを使ってはならないということもありません。
ただ、この演習では、al-mailでの説明をするということです。
さらに、al-mailの使い方に関しては、原則として、今日の話だけで、今後は、al-mailだから、他のmail toolだから違うということもありません。
mail toolの使用勝手は、個人の好みによる点が多いので、各自様々なtoolを使用し、その中から好みのものを選ぶことが重要かと思います。
al-mailを入手するには、al-mail のホームページから入手するのが最適ですが、ネットワーク資源の節約のため、kurinoxpの共有フォルダにあるalm32112aを入手(ディスクトップにコピー)しましょう。
入手したソフトは、そのままでは利用できず、一般に、installとsetupという作業を行って初めて利用できます。
al-mailのinstallは、入手したalm32112aを開くだけです。
いくつかメッセージが出ますが、基本は、[次へ], [はい]等の、了解を表すボタンをクリックします。
途中で、「メールサーバを指定してください」と言われた場合は、次のデータを入力します。
インストールがすんだら、直ちに、al-mailが起動しますので、これができれば、Okeyです。
本来なら、上記のinstall時に、正しい情報を全て入力すれば、そのまま利用できるようになるのですが、「ユーザ名」の所で正しい内容を指定できなかったので、ここで、改めて、正しい内容を設定する必要があることと、もう一つ、特別な設定が必要なので、ここで行います。
なお、設定で、typeミスをしたりして正しく動作しない場合も、今回と同じようにして、問題点を確認し、訂正することができることも覚えておきましょう。
さらに、e-mailを送る場合に、認証が必要なので、この認証の設定を行うことにします。
このためには、さらに、上記の状態で、[高度な設定]をクリックします。そして、その中の[メール送信時に認証する]の前のチェックボックスをクリックし、ボックスの中にチェックを入れてください。
この状態で、[OK]ボタンをクリックすれば、設定されます。
InstallとSetupが終わったら、一旦、al-mailを終了しましょう。
Installが無事済めば、ディスクトップに、郵便ポストのアイコンが二つできると思います。一方は、あなたの名前が付いているでしょう。これを、クリックすることによって、al-mailを起動することができます。
al-mailから、[メール] -> [新規に作成する] を選ぶと、新たに、e-mailを作成する画面になります。
e-mailは、題名、あて先、同報,本文の4つの部分からなります。題名は、e-mailの内容を簡単に説明したもので、後からわかるように、e-mailの一覧表の中に表示されます。
世の中には、この題名だけで、e-mailを読むかどうかを判断する人もいるので、これは重要です。
あて先は、e-mailの送り先のe-mail addressを入れます。
本文の部分は、e-mailの内容そのものです。
同報の部分は、通常は、自分のe-mail addressを入れておきましょう。すると、必ず、他人に送ったe-mailの内容のcopyが、自分にも送られます。
とりあえず、自分宛(あて先に、自分のe-mail addressを入れる)のe-mailを書いて、送ってみましょう。
e-mailを書いたら、右上の「ポストに手紙を入れている」アイコンをクリックすれば、送られます。
自分宛に送られたe-mailを自分のpcに取り込み、読めるようにするには、al-mailから[メール] -> [メールの送受信]を行います。
すると、パスワードを要求されますので、これも、IDカードに記載されいるものを入力すると、自分宛のe-mail (おそらく、自分が書いたもの)が届くと思います。
一覧表の中の増えたものをクリックすれば、内容が表示されると思います。
隣や、友達のe-mail addressを聞いて、互いに、e-mailを送ってみましょう。