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コンピュータ概論(2002/10/23)
Ver. 1.0

2002年10月23日
栗野 俊一
kurino@math.cst.nihon-u.ac.jp
http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp/~kurino/comp/index.html
コンピュータ概論2002/10/23 の資料

目次

お知らせ

演習

署名付き e-mail による操作の自動化.. の予定が.. (その2)

えっと、先週に引き続き、Serverの準備が整っていません。ごめんなさい。来週(1)こそは..

  1. 一応、来週からは、しばらくlispを予定しているのですが...

HTML 速習 (その 2)

前回に引き続き、HTML (Hypertext Markup Language)ファイルの作成方法に関して学びます(2)

  1. 実際は、HTMLではなく、XHTMLです。

    日本語の参考資料XHTMLとは何だろうかなども、参照してみましょう。

    でも、まあ、はっきり言って、今日の範囲では、どちらでも似たようなものです..。

まずは、作業場作り

(後に、説明するように..) HTMLの最も重要な機能は、「リンク機能」です。これを利用するには、いくつかのHTMLファイルを作成する必要があるので、まずは、作業場として、フォルダーを作成しましょう。

ディスクトップ上に「hp」というフォルダを作成することにします。

作成方法は、ディスクトップで、右クリックし、

[新規作成(W)]→[フォルダ(F)]

を選べば、「新しいフォルダ」という名前のフォルダがディスクトップに作成されるので、これの名前を変更(そのフォルダ上で右クリックして、[名前の変更(M)]を選ぶと、名前の部分がハイライトされるのでその状態で、新しい名前を指定する。ここではhpとする)します。

これから、作成するHTMLファイルは、このhpフォルダの中に作成することにしましょう。

メモ張で HTML ファイルを作成してみましょう。

とりあえず、「メモ張」を起動(3)しましょう。

[スタート]→[すべてのプログラム(P)]→[アクセサリィ]→[メモ張]

そして、以下の内容を書いてみましょう(4)

はじめてのホームページ
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" standalone="no"?>
<!DOCTYPE html
     PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
    "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
  <head>
    <title>○○のホームページ</title>
    <meta http-equiv="Content-type"
          content='text/html; charset="Shift_JIS"' />
  </head>
  <body>
    <p>こんにちは、○○のホームページへようこそ。</p>
  </body>
</html>

入力が終わったら、保存です。

まず、

[ファイル(F)]→[名前を付けて保存(A)]→[ディスクトップ]→[hp]

とします。この状態では、テキストファイルしか保存できませんので、ここで、[ファイルの種類]を「すべてのファイル」に変更します。また、ファイル名は、「hp.html」とします。ここまで、できたら、[保存(S)]をクリックしましょう。

  1. [アクセサリィ]の中に「メモ張」が見つからない人は、

    [スタート]→[ファイル名を指定して実行(R)]

    を指定し更に、「notepad」とキーボードから入力して、[OK]を押してみてください。

    それでもだめなら、先生に聞こう...。

  2. 自信のない人は、ここから、downloadするのも可。

ie を使って、内容を確認しましょう。

ちゃんと、保存ができるいるかどうかを、確認するために、ie(5)を利用して、表示させてみます。

[ディスクトップ]→[hp]→[hp]

として、

はじめてのホームページの表示結果
こんにちは、○○のホームページへようこそ。

が表示できればOkey。

  1. Microsoft Internet Explorerのこと

内容を変更してみよう。

再び「メモ張」に戻って、「○○」の部分を自分の名前に変更してみましょう。また、他のメッセージも入れて見ましょう。

変更を加えたら、[ファイル(F)]→[上書き保存(S)]としたあとに、ieに戻り、[更新]ボタンをクリックし、変更した内容が反映されることに注意しましょう。

ie からメモ張を呼び出そう

一旦、「メモ張」を閉じてください。

その後にieで、右ボタンを押し、[ソースの表示(V)]を選ぶと、自動的にメモ張が開き、そのページに対応したHTMLファイルの内容が表示されます(6)

ついでですので、「</body>」の上に以下の行を追加(7)してみましょう。

List の追加
<p>
私の情報は以下のようになっています。
</p>

<dl>
  <dt>連絡先</dt>  <dd> g13xxxx@edu.cst.nihon-u.ac.jp </dd>
  <dt>ニックネーム</dt> <dd>××○○</dd>
  <dt>趣味</dt> <dd>○○すること</dd>
</dl>
  1. これで、「他の人のページを真似る」方法が分かりましたね。

    繰り返すようですが、「内容」を真似のはよくありませんが、「表現技術」は、Copyして、全く問題ありません。良い技術は、どんどん真似して自分の身に付けましょう。

  2. このようなことを書くと、すぐに、「住所」や「電話番号」、「生年月日」等を入力する人がいます。もちろん、このような積極的な振る舞いは、大変結構なのですが、将来、この情報をInternetに公開するとすることを考えているのであれば、これは問題です。

    個人の情報を安易に他人に知らせるのは、後で、トラブルに巻き込まれる原因になります。

    WWWを利用して情報を公開してよいのは、せいぜい、自分の名前と(携帯ではない) e-mail address程度です。

    特に女性の方は、「名」の方(性別が分かるもの.. )も控えた方が無難です。

TAG について

HTMLファイル中で、特徴的なのは、「<」と「>」で囲まれている部分です。この部分をTAG (タグ)と呼びます。

TAGとその他の部分(地の文)の大きな違いは、メモ張と、ieの表示を比較すると分かると思いますが、だいたい、次の通りです。

TAG
ieでは表示されない。その代わりに色々と効果がおきる
地の文
原則としてieにそのまま表示されるが、TAGの影響を受けて、色々と表現が変わる。(なお、改行や空白は失われる)

誤解を恐れずに、言い切るならば、地の文は内容を意味し、TAGは表現を意味するといって良いでしょう。

HTMLファイルを作成することは、そんなに大変ではありません。はっきりいって、全部地の文にしてしまえば(表現は貧弱かもしれませんが.. )それでもOkeyなのです。

ただ、見栄えを良くするなら、色々なTAGがあると良いだろうということです。

どんなTAGがあり、その効果がどのような形になるかは、ホームページを作ろう !!等を参考にしてください。

Link

HTMLにおいて、最も重要な機能は、Linkです。Linkは、他のPageへの参照(行き先)を、自分のPageに反映するもので、これによって、複数のPageを有機的に結びつけることが可能になります。

更に、</dl>の上に次の行を追加してみましょう。

Link の追加
  <dt>検索エンジン</dt><dd><a href="http://www.google.co.jp">Google</a></dd>

これでgoogleがいつでも利用できます。

YahooへのLinkも追加してみましょう。

page 分割

一つのHTMLファイルは、一枚のページ( ieで、一度に見えるものです)になります。

しかし、一枚のページにたくさんの情報を詰め込むのは考え物です。そこで、複数のHTMLファイルを作成します。

まず、hp.htmlと同様にして、comp1023.htmlを作成してみましょう。

別ページ
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" standalone="no"?>
<!DOCTYPE html
     PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
    "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
  <head>
    <title>10/23 にコンピュータ概論で学んだこと</title>
    <meta http-equiv="Content-type"
          content='text/html; charset="Shift_JIS"' />
  </head>
  <body>
    <dl>
      <dt>XHTML について</dt>
      <dd> ... </dd>
      <dt> ホームページについて</dt>
      <dd> ... </dd>
      <dt> この日の資料は </dt>
      <dd> 
        <a href="http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp/~kurino/comp/20231023/20231023.html">
          2023/10/23 の資料
        </a>
      </dd>

    </dl>
  </body>
</html>

そして、hp.htmlには、googleへのLink上に、次のLinkを追加してみてください。

今日の Note への Link
  <dt>ノートのページ</dt><dd><a href="comp1023">コンピュータ概論(10/23)</a></dd>

HTML 作成の心得 ( 再録 )

ホームページを作成するとなる身構える人がいますが、そんなに難しくはありません。もう一度、以下の点を考慮にいれて、考えてみてください。

  1. 例えばSmartDocとか...。

課題提出

今回もありません。