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変数への値の割り当て

前述の様に、symbol atomの値は、「設定された値」です。そこで、ここでは、変数への値の割り当て方法を説明します。

変数"x"に対して、値1を割り当てるのは、次のようにします(15)

(setq x 1)

すると、結果として、設定された値である1が表示されますが、それ以降symbol atom "x"には、1という値が設定されます。

setq の実行
> x
error: unbound variable - X
> (setq x 1)
1
> x
1
>
[演習1.4.1]
次の操作を順に行いなさい。
  1. zzzzの値を求めなさい
  2. (setq zzzz 123)としなさい
  3. 再度zzzzの値を求めなさい
  4. (setq zzzz 567)としなさい
  5. 再度zzzzの値を求めなさい
  6. (+ zzzz 2)の値を求めなさい
  7. (+ zzzz (* zzzz zzzz))の値を求めなさい
  8. 一旦、xlispを終了し、もう一度xlispを起動しなさい
  9. 再度zzzzの値を求めなさい
  1. setqの最初の引数は、「評価」されません。つまり、"x"がそのまま渡されます。それに対して、二番目の引数は、「評価」されます。