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ファイルからの読み込み

前回は、xlispでいきなり、関数を定義し、それを実行しました。この結果は、保存されていないので、もう一度、実行するには、もう一度、定義から打ち直さねばならず、また、作成した、プログラム(lispにおける関数定義のことです)を提出する場合も、もう一度打ち直す必要があったわけです。

しかし、xlispには、予め書き溜めておいた関数定義をまとめて、読み込む機能があり、それがload関数です。

load関数は、

(load "ファイル名")

とすることによって、ファイル名で指定されているファイルの中身をあたかも、キーボードから打ち込んだのと同じように扱います。

したがって、そこに、関数定義を入れておけば、このload関数を利用することにって、毎回、同じ内容を打ち込まなくても済むわけです。

ただし、ファイルは、xlispと同じフォルダ(17)に置く必要があることに注意しなさい。

[演習1.6.1]
  1. 「演習1.5.1 - 1.5.5」で作成した関数を、メモ張で、ファイル"ex15.txt"に書き込みなさい。そして、次にload関数を利用して、読み込み、確かに、動くことを確認しなさい。
  2. "fact.txt"を、ディスクトップに保存し、それをxlispに読み込んで、factが利用できることを確認しなさい。ただし、factは、階乗を計算する関数です。
  1. できれば、[マイコンピュータ]の中にあるハードディスクの中に、「xlisp」などの、英小文字だけ(特に空白はいれないように.. )からなるフォルダを作成し、そこにxlispと、このloadするファイルを一緒におくことをお勧めします。