2004/01/20 まとめ # 9 月からのまとめをして御仕舞い == 夏休み前 (線型、非線型)方程式の解法 9 月から 固有値問題 ヤコビ法 羃乗法 補間法 ( とその応用 ) 補間法そのもの ラグランジュ補間 スプライン 関数近似 常微分方程式 偏微分方程式 トピック 並列計算 数式処理 == 固有値問題 両端を固定した紐の動きは、動きが非常に制限される。 # 片方だけなら、殆どどんな動きでも可能... 制限された状態の動きを解く問題 => 固有値問題 ( 全てがそうなるわけではないが.. ) 固有値問題の一つの形式 A x = \lambda x 左(A)の自由度 は n x n なのに右側(\lambda) # 右側の式は、左側の式に対する制限となる。 \lambda : 固有値 x : 固有ベクトル # A が対称な場合は、 固有ベクトルは互いに直交する.. 解法 o ヤコビ法は、相似法の代表的な方法 対称行列 ( 密行列 ) をそのまま適用すると計算量が多いので、 計算量を減らす努力をする => 三重対角行列化する # 計算の途中で、一旦 0 になった要素が 0 のままなので、( 0 の要素に関する計算を.. ) サボることができる。 ギブソン法 ハウスホルダー法 # 相似法 ( ヤコビ法 ) と本質的に同じだが # 三重対角化のために整理されている。 三重対角行列化されらものからは.. スツルム列 ( 行列式の計算をしている.. ) 二分法 or QR 法 ( LR 法 ) o 羃乗法は、一つの固有値 ( 最大値 : 低周波 ) が判れば よい場合に効率が良い 地震の場合などは、一つの固有値だけが問題のことが多い 共鳴現象が本質的 == 補間法 ラグランジュ補間 このまま利用することは、あまりない ラグランジュ補間の考えかた 特定の点では 1 その他の点では 0 となる関数を組合せる。 は本質的 !! ( 基底の考えかた ) 次数の高い補間には、ラグランジュ補間よりスプラインの方が扱い易い # 内部の点の近似は精度がよいが、外部では精度が悪い ( あばれる ) 関数近似 sin/cos ( 初等関数 ) テーブルをもち、テーブルの間は補間する ( 加減乗除でよい.. ) 関数計算には利用されている 関数近似法を直接利用することはまれ 周期関数であれば、周期分を取り除き計算する # 入力は有限な数なので、周期分に情報を取られ、誤差を生む.. == 常微分方程式 基本は、初期値問題を解く 解法 オイラー法 ルンゲクッタ法 == 偏微分方程式 # 並列計算との関係が.. 偏微分方程式から 差分近似 メッシュに区切って処理 # 各々のメッシュでの計算は単純 => 並列化しやすい 問題は、( リーズナブルな.. ) 境界条件の与え方 # 飛行のエンジンの羽は、こわれかけの時が性能が出る # 簡単に壊れる # 計算は大変 == 試験 2004/01/27 9:30- 151 教室 細かいことは聞かない。 白紙は止めよう。 # 関係ないことは、困るが.. == 天文情報は公開が原則なので、PC + Network で、天文情報を入手し、研究できる。 cf. 東京天文台の Home Page を探してみよう。