章末問題 # 遅刻したので、冒頭部分はメモなし... (_v_) 8. i) x^2+2y^2+3z^2+2xy-2xz+2yz x^2+2y^2+3z^2+2xy-2xz+2yz = (x+y-z)^2+y^2+2z^2+4yz = (x+y-z)^2+(y+2z)^2+(\sqrt{2}z)^2 よって、符号は、(2,1) ii) x^2+2y^2-z^2-u^2+2xy-2yz+2yu-6zu x^2+2y^2-z^2-u^2+2xy-2yz+2yu-6zu = (x+y)^2+y^2-z^2-u^2-2xy = (x+y)^2+(y-z+u)^2-2z^2-2u^2-4zu = (x+y)^2+(y-z+u)^2-(\sqrt{2}z+\sqrt{2}u)^2 よって、符号は、(2,1) 9. X=(xij) の二次形式を考え、その Tr X^2 を考える。 X^2=Y=(yij) とすると yij=\Sum_{k=1}^{n} xik xkj なので、 Tr X^2 = \Sum_{i=1}^{n} yii = \Sum_{i=1}^{n}\Sum_{k=1}^{n} xik xki = (x11^2 + x22^2 + .. + xnn^2) +2( x12x21 + x13x31 + .. + x_{n-1}_{n} x_{n}_{n-1}) 前者は、既に、標準化しているので、そのまま 後者は、次のような変数変換をすれば、 x12' = \frac{x12+x21}{2} x21' = \frac{x12-x21}{2} より、 2 x12 x21 = \frac{1}{2}x12' - \frac{1}{2}x21' 結局、 Tr X^2 の符号は 正 : n (前者) + nC2 (後者) = \frac{n(n+1)}{2} 負 : + nC2 (後者) = \frac{n(n-1)}{2} 10. A=(aij) : が正値エルミート => |A| \le a11 a22 .. ann prof) A 正値 => A{-1} は正値エルミート prof) A = \beta_1P_1 + .. + \beta_nPn : スペクトル分解 ここで、 B = \frac{1}{\bata_1}P_1 + .. + \frac{1}{\bata_1}P_1 とおけば、B は正値エルミート、一方、 AB = E なので、B は、A の逆行列 ここで、 A = ( An-1 | b ) ^t\bar{b}| ann とすると、An-1 は、正値エルミート prof) A^* = A より An-1^* = An-1 つまり、エルミート (An-1x,x) = (A\~x,\~x) > 0 (\all x \ne 0) for \~x = (x) 0 よって、An-1 は、正値 定理 4.3 と同様にして |A| = |An-1|(ann-An-1{-1}[b]) = ann|An-1| |An-1| An-1^{-1}[b] ここで、後の項目は、|An-1|は正, An-1^{-1}[b] も非負 ( b = 0 の時 0 ) なので、 |A| \ge |An-1|ann 以下、帰納法を利用すると、 |A| \ge |An-1|ann より、 |A| \ge a11..ann 符号は、 b=0 の時だから、対角行の時となる。 11. アダマールの不等式 A = ( a1, .., an ) => | det A | \ge ||a1|| ||a2|| .. ||an|| prof) ^tA \bar{A} = ( ^t a1 ) ( a1^* .. an^* ) ^t a2 .. ^t an = ( (ai,aj) ) ここで、10 より det( ^tA \bar{A} ) \ge (a1 a1) (a2 a2) .. (an an) よって、 (det( ^tA ))(det( \bar{A} ) \ge ||a1||^2 ||a2||^2 ||an||^2 || |det A|^2 二乗同士でこの関係なので、 | det A | \ge ||a1|| ||a2|| .. ||an|| が成立。 なお、等号の成立に関しては、 等号の成立 <=> tA \bar{A} が対角行列 <=> (ai aj) = 0 <=> ai, aj が直交 <=> A がユニタリ == 後期の問題 1. 第4 と 第5 の間の問題 2. 第4 と 第5 の間の問題 3. シュミット 4. スペクトル分解 5. 二次形式関係 後期の点が、成績の主な内容 次が、演習の成績