数学科には、数学科(数学科出身の院生を含む)の学生のみが利用可能な、数学科専用の計算機演習室(駿河台キャンパス948号室)があります。
数学科計算機演習室では、これを利用する学生のガイダンスとして、毎年、利用者講習会を行っています。
演習室の利用方法については、次のPageを参照してください。
数学科計算機演習室 Home Page ( http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp )
なお、この部屋は、「飲食厳禁」かつ「禁煙」です(1)ので、よろしく、お願いいたします。
数学科演習室の計算機は、数学科の学生だけが利用出来る(2)ようなっています。
そこで、利用者を特定するために、数学科の学生の皆さん一人一人に固有のID ( Login ID )とPasswordを割り振っています(3)。
計算機を利用するために、まず、このLogin IDとPasswordを計算機に入力し、自分が数学科の学生であることを計算機に示す(4)必要があります。
Login IDは、機械的にstmXXXX ( XXXXの部分は学籍番号)となっています(5)。
Passwordは、自分で決定し、自分で管理する(6)必要がありますが、最初だけは、講習会で初期Passwordを配布します(この際、学生証あるいは、自分の学籍番号を証明する資料が必要です)。
Passwordは、この講習会で、自分の希望の物に変更する方法を説明しますので、必ず、変更してください(7)。
この部屋は、みなさんの実験実習費で運用されています。
931教室や941教室は、理工学部の学生が誰でも利用できるので、そちらの方も利用できるようにしておきましょう(ユーザ登録が必要です。早めに登録しておきましょう)。
この作業のことをLoginと呼びます。ちなみにLogは、「記録を取る」という意味でありLog inは、「記録開始」という意味にもなるわけです。
元々は、計算機を利用すると、その利用時間に応じて課金を行っていた( Login ==課金開始)ので、その名残(現在は、従量性ではなく、固定料金制[つまり、実験実習費用として、支払済みってことです.. ] )なわけですが、現在でも誰が何時から利用を開始し、何時、利用を終了(この後で説明するLogoutまで... )したかを記録しています。
4月中にPassword変更を行わない場合は、演習室の利用権利を失うことになります。
またPasswordは、決して他人に教えないでください。もし、Passwordが他人に知られると、その人が、そのPasswordを利用して、貴方に成りすますことができます(計算機は、Login ID/Passwordで、個人を識別するので、Passwordを知っている他人と、貴方の区別はできません)。
もし、成りすました人が悪意をもって振舞えば、その責任は、結果的にPasswordを漏らした本人にふりかかってくることになります。
机の上のDisplayの電源を入れ、マウスを少し動かすと、「葡萄の絵」が表示されると思います。これが「Login画面」です。
その状態で、キーボードから、計算機に対して、正しくLogin IDとPassword (8)を入力すると、Loginしたこと(9)になり、計算機が利用できるようになります。
Loginとは、逆に、計算機に対して、利用が済んだこと報せる作業をLogout (10)と呼びます。
画面左下にある「足跡」のアイコンので、マウスボタンを押す(11)と、メニューが表示されますが、その中に「ログアウト」があるのでそれを選択(12)します。するとLogoutするかどうか尋ねられます。
ここで[はい]を選べば、Logoutが行われ、最初のLogin画面に戻ります。
試しに、実際に、Logoutしてみましょう。
計算機を利用し終ったり、あるいは、なんらかの理由で、一時的であれ、キーボードの前から離れる場合は、必ず、Logoutしてください(13)。
Netscapeを起動(14)して、
を読み、この内容に従ってNetscapeの設定をしてみてください(15)。
一応、簡単に説明すると、次のような手順になります。
そして、その結果として、学外のPage (例えば、Yahoo Japan等)の内容が参照できるようになることを確認してください。
画面下の中央やや左よりの場所にある、「Nのロゴのついた立方体」のアイコンをクリックします。
一番最初の起動には、けっこう時間がかかります。ですから、「表示されないなぁ」などと思い、何どもクリックすると、幾つものNetscapeが起動することになり、更に、遅くなる結果になりますので、そんなことはせず、ゆっくり待ちましょう。
なお、初回の起動の時は、著作権表示等が行われますが、どれも原則肯定のボタンを押してください。
数学科計算機室では、数学科計算機室専用のe-mailアカウント(17)を提供しています。
これは、理工学部のe-mail address (
もちろん、このe-mail addressも、理工学部のaddress同様、Internetのどこからでも利用が可能です。
数学科で皆さんが利用可能なe-mail addressは、
これは、「利用してもよい(権利)」ということだけで、「利用しなければならない(義務)」ということではありません。
利用するかどうか(つまり、他人にこのe-mail addressを教えるかどうか)は、皆さんの自由です。
また、この二つのe-mail addressをどのように使いわけるかどうかもまた自由で、例えば、一方を友人に、他方を就職活動に利用する等の使い分けも可能ですし、また、転送機能を利用することによって、どちらも全く同じように利用することも可能です(興味のある方は個人的に問合せてください。)。
stmXXXX@ecc.math.cst.nihon-u.ac.jp宛に届いたE-Mailを読むためには、それ専用のPass Phrase(20)が必要になります。
これは、Internetを利用して自宅からも読めるようにする(21)ためです。
そこで、まず、そのmailのための専用Pass Phraseの設定方法(22)から述べます。
ターミナルエミュレータを開き(画面の下の「足付きの画面」のアイコン(24)をクリックし)ます。黒い画面に次のようなプロンプトが表示されればOkeyです。
[shimura@a35 shimura]$ -- Enter key を押すと同じ物が出る
Enter Key押すと、何度も同じ物(プロンプト)が表示されることも確認してください。
演習室からPOPサーバ( edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp )にsshでloginします。
ssh edu-gw2と入力してください。
接続するかどうかの確認を求められるのでyesと入力すると、Passwordを聞かれますので、演習室のlogin用のPassword(25)を入力してください。
[shimura@a35 shimura]$ ssh edu-gw2 The authenticity of host 'edu-gw2 (133.43.100.162)' can't be \ established. DSA key fingerprint is \ 20:90:fc:33:91:f2:0e:4f:86:57:22:5b:2c:a0:16:f7. Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? -- yes と入力 Warning: Permanently added 'edu-gw2,133.43.100.162' (DSA) to the \ list of known hosts. shimura@edu-gw2's password: -- login password (表示されない) [shimura@edu-gw2 shimura]$ -- @ の後ろが変わった
popauthコマンドを実行し、用意しておいたAPOP Pass Phraseを登録します。
[shimura@edu-gw2 shimura]$ /usr/sbin/popauth Changing only APOP password for shimura New password: -- 用意しておいた Pass Phrase を入力 Retype new password: -- もう一度入力 [shimura@edu-gw2 shimura]$
キーボードから入力するPass Phraseは、画面に表示されないことに注意してください。
Pass Phraseの設定が無事、すんだらexitでlogoutします。
[shimura@edu-gw2 shimura]$ exit -- edu-gw2 から抜ける onnection to edu-gw2 closed. [shimura@a35 shimura]$ -- プロンプトがもどった
logoutが済めば、この黒いWindowsを閉じても構いません(もう一度exitすれば、自動的に閉じます)。
演習室ではsylpheed(26)というメールソフトウェアが使えます。
ここでは、数学科専用のe-mail addressが利用できるようにするための設定(27)について説明します。
まずsylpheedを起動します。
画面の下の真中にある羽ペンのついたアイコンをクリックするか、ターミナルエミュレータで、キーボードからsylpheedと入力してください(28)。
[shimura@a35 shimura]$ sylpheed & -- sylpheed を起動 [1] 20511 [shimura@a35 shimura]$
初めてsyplpheedを起動する(29)と、e-mailの保存場所等を尋ねられます。
特に問題がなければ(30)、そのまま[OK]ボタンを押してください。
引続き、アカウントの新規の登録画面(31)になります。
アカウントの設定
以上で終了です。
試しに自分のアカウント宛てにメールを出してみましょう。自分宛のe-mailを読むことができれば、設定は正常になされていることが解ります。
Login用のPasswordを考えておく。
次を条件を満たすPasswordでなければ登録できません。
ターミナルエミュレータを開き(34)yppasswdコマンドを実行してください。
New passwordの入力を求められるので、用意しておいた新しいPassword ( Login Password )を入力します。確認のために、もう一度入力を求められます。
[shimura@a35 shimura]$ yppasswd -- yppasswd を実行 Changing NIS account information for shimura on \ edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp. Please enter old password: -- 現在の password を入力 Changing NIS password for shimura on \ edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp. Please enter new password: -- 新しい password を入力 Please retype new password: -- もう一度、同じものを入力 The NIS password has been changed on \ edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp. [shimura@a35 shimura]$
Passwordの変更が終ったら、必ず、一旦logoutし、もう一度Loginし、間違いなく、新しいPasswordでLoginできることを確認しましょう。
Internetはコミュニケーションのためのツールです。これを利用するには当然のことながら、「マナー(エチケット)」が必要になります。
Networkで利用されるエチケットのことを特にネチケットと呼びます(35)。
皆さんが数学科演習室(あるいは大学の施設)からInternetを利用する場合、通信相手は、皆さんが、日本大学理工学部数学科の関係者であることが解ります。
したがって、もし、演習室からなんらかの行為をなした場合は、すべて、単に皆さん個人の行為というだけでなく、大学の関係者としての立場の行為としてみなされます。
どうか、本大学の学生であるという自覚をもって、責任ある行為をお願いします。
以上で、講習会は終了です。間違いなくLogoutし、また、Displayの電源をoffにして、退室してください。