演習室の利用方法については、次のPageを参照してください。
数学科計算機演習室 Home Page ( http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp )
なお、この部屋は、「飲食厳禁」かつ「禁煙」、そして「土足厳禁」です。(1)ので、よろしく、お願いいたします。
数学科演習室の計算機は、数学科の学生だけが利用出来る(2)ようなっています。
そこで、利用者を特定するために、数学科の学生の皆さん一人一人に固有のID ( Login ID )とPasswordを割り振っています(3)。
計算機を利用するために、まず、このLogin IDとPasswordを計算機に入力し、自分が数学科の学生であることを計算機に示す(4)必要があります。
Login IDは、機械的にstmXXXX ( XXXXの部分は学籍番号)となっています(5)。
Passwordは、自分で決定し、自分で管理する(6)必要がありますが、最初だけは、講習会で初期Passwordを配布します(この際、学生証あるいは、自分の学籍番号を証明する資料が必要です)。
Passwordは、この講習会で、自分の希望の物に変更する方法を説明しますので、必ず、変更してください(7)。
この部屋は、みなさんの実験実習費で運用されています。
931教室や941教室は、理工学部の学生が誰でも利用できるので、そちらの方も利用できるようにしておきましょう(ユーザ登録が必要です。早めに登録しておきましょう)。
この作業のことをLoginと呼びます。ちなみにLogは、「記録を取る」という意味でありLog inは、「記録開始」という意味にもなるわけです。
元々は、計算機を利用すると、その利用時間に応じて課金を行っていた( Login ==課金開始)ので、その名残(現在は、従量性ではなく、固定料金制[つまり、実験実習費用として、支払済みってことです.. ] )なわけですが、現在でも誰が何時から利用を開始し、何時、利用を終了(この後で説明するLogoutまで... )したかを記録しています。
4月中にPassword変更を行わない場合は、演習室の利用権利を失うことになります。
またPasswordは、決して他人に教えないでください。もし、Passwordが他人に知られると、その人が、そのPasswordを利用して、貴方に成りすますことができます(計算機は、Login ID/Passwordで、個人を識別するので、Passwordを知っている他人と、貴方の区別はできません)。
もし、成りすました人が悪意をもって振舞えば、その責任は、結果的にPasswordを漏らした本人にふりかかってくることになります。
机の上のDisplayの電源を入れ、マウスを少し動かすと、「葡萄の絵」が表示されると思います。これが「Login画面」です。
その状態で、キーボードから、計算機に対して、正しくLogin IDとPassword (8)を入力すると、Loginしたこと(9)になり、計算機が利用できるようになります。
Loginとは、逆に、計算機に対して、利用が済んだこと報せる作業をLogout (10)と呼びます。
画面左上にある「アクション」を、クリックすると、メニューが表示されますが、その中に「ログアウト」があるのでそれを選択します。するとLogoutするかどうか尋ねられます。
ここで[はい]を選べば、Logoutが行われ、最初のLogin画面に戻ります。
試しに、実際に、Logoutしてみましょう。
計算機を利用し終ったり、あるいは、なんらかの理由で、一時的であれ、キーボードの前から離れる場合は、必ず、Logoutしてください(11)。
Firefoxを起動(12)して、
を読み、この内容に従ってFirefoxの設定をしてみてください(13)。
一応、簡単に説明すると、次のような手順になります。
そして、その結果として、学外のPage (例えば、Yahoo Japan等)の内容が参照できるようになることを確認してください。
数学科計算機室では、数学科計算機室専用のe-mailアカウント(14)を提供しています。
これは、理工学部のe-mail address (
もちろん、このe-mail addressも、理工学部のaddress同様、Internetのどこからでも利用が可能です。
数学科で皆さんが利用可能なe-mail addressは、
これは、「利用してもよい(権利)」ということだけで、「利用しなければならない(義務)」ということではありません。
利用するかどうか(つまり、他人にこのe-mail addressを教えるかどうか)は、皆さんの自由です。
また、この二つのe-mail addressをどのように使いわけるかどうかもまた自由で、例えば、一方を友人に、他方を就職活動に利用する等の使い分けも可能ですし、また、転送機能を利用することによって、どちらも全く同じように利用することも可能です(興味のある方は個人的に問合せてください。)。
stmXXXX@ecc.math.cst.nihon-u.ac.jp宛に届いたE-Mailを読むためには、それ専用のPass Phrase(17)が必要になります。
これは、Internetを利用して自宅からも読めるようにする(18)ためです。
そこで、まず、そのmailのための専用Pass Phraseの設定方法(19)から述べます。
端末を開き(画面の下の「足付きの画面」のアイコン(21)をクリックし)ます。黒い画面に次のようなプロンプトが表示されればOkeyです。
[shimura@a35 shimura]$ -- Enter key を押すと同じ物が出る
Enter Key押すと、何度も同じ物(プロンプト)が表示されることも確認してください。
演習室からPOPサーバ( edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp )にsshでloginします。
ssh edu-gw2と入力してください。
接続するかどうかの確認を求められるのでyesと入力すると、Passwordを聞かれますので、演習室のlogin用のPassword(22)を入力してください。
[shimura@a35 shimura]$ ssh edu-gw2 The authenticity of host 'edu-gw2 (133.43.100.162)' can't be \ established. DSA key fingerprint is \ 20:90:fc:33:91:f2:0e:4f:86:57:22:5b:2c:a0:16:f7. Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? -- yes と入力 Warning: Permanently added 'edu-gw2,133.43.100.162' (DSA) to the \ list of known hosts. shimura@edu-gw2's password: -- login password (表示されない) [shimura@edu-gw2 shimura]$ -- @ の後ろが変わった
popauthコマンドを実行し、用意しておいたAPOP Pass Phraseを登録します。
[shimura@edu-gw2 shimura]$ /usr/sbin/popauth Changing only APOP password for shimura New password: -- 用意しておいた Pass Phrase を入力 Retype new password: -- もう一度入力 [shimura@edu-gw2 shimura]$
キーボードから入力するPass Phraseは、画面に表示されないことに注意してください。
Pass Phraseの設定が無事、すんだらexitでlogoutします。
[shimura@edu-gw2 shimura]$ exit -- edu-gw2 から抜ける onnection to edu-gw2 closed. [shimura@a35 shimura]$ -- プロンプトがもどった
logoutが済めば、この黒いWindowsを閉じても構いません(もう一度exitすれば、自動的に閉じます)。
演習室ではsylpheed(23)というメールソフトウェアが使えます。
ここでは、数学科専用のe-mail addressが利用できるようにするための設定(24)について説明します。
まずsylpheedを起動します。
画面の下の真中にある羽ペンのついたアイコンをクリックするか、端末で、キーボードからsylpheedと入力してください(25)。
[shimura@a35 shimura]$ sylpheed & -- sylpheed を起動 [1] 20511 [shimura@a35 shimura]$
初めてsyplpheedを起動する(26)と、e-mailの保存場所等を尋ねられます。
特に問題がなければ(27)、そのまま[OK]ボタンを押してください。
引続き、アカウントの新規の登録画面(28)になります。
アカウントの設定
以上で終了です。
試しに自分のアカウント宛てにメールを出してみましょう。自分宛のe-mailを読むことができれば、設定は正常になされていることが解ります。
Login用のPasswordを考えておく。
次を条件を満たすPasswordでなければ登録できません。
端末を開き(31)yppasswdコマンドを実行してください。
New passwordの入力を求められるので、用意しておいた新しいPassword ( Login Password )を入力します。確認のために、もう一度入力を求められます。
[shimura@a35 shimura]$ yppasswd -- yppasswd を実行 Changing NIS account information for shimura on \ edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp. Please enter old password: -- 現在の password を入力 Changing NIS password for shimura on \ edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp. Please enter new password: -- 新しい password を入力 Please retype new password: -- もう一度、同じものを入力 The NIS password has been changed on \ edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp. [shimura@a35 shimura]$
Passwordの変更が終ったら、必ず、一旦logoutし、もう一度Loginし、間違いなく、新しいPasswordでLoginできることを確認しましょう。
Internetはコミュニケーションのためのツールです。これを利用するには当然のことながら、「マナー(エチケット)」が必要になります。
Networkで利用されるエチケットのことを特にネチケットと呼びます(32)。
皆さんが数学科演習室(あるいは大学の施設)からInternetを利用する場合、通信相手は、皆さんが、日本大学理工学部数学科の関係者であることが解ります。
したがって、もし、演習室からなんらかの行為をなした場合は、すべて、単に皆さん個人の行為というだけでなく、大学の関係者としての立場の行為としてみなされます。
どうか、本大学の学生であるという自覚をもって、責任ある行為をお願いします。
3年に設置されている科目では、演習室を利用した演習が行われることがあります。以下では、演習室で、これらの講議に付随した演習を行う場合の利用方法について解説します。
どのようなプログラミング言語( C, Java, Fortran )を利用する場合でも、プログライミングの流れは次のような形になっています。
もちろん、各々のステップで、問題がおきたら、一旦、一つ前のステップに戻り、修正を繰り返すのが普通です。
プログラミングを始める前に、次のような準備をします。
プログラムを作成したり変更するには、xemacsを利用します。
xemacsは次のように端末の所で、「xemacsファイル名& [Enter]」で実行します。
[shimura@a35 shimura]$ xemacs 0524.c & [1] 5918 [shimura@a35 shimura]$
ここで、xemacsの後にあるのは、編集したいファイルの名前で、C言語ならば、.c, Javaなら.java, Fortranなら.f90とします。
xemacsを操作する上で、最低限、覚えなければならないのは、次の操作です。
[BS] (Back Space key) : [BS]を押すと、カーソルの左の文字が消え、カーソルは一文字左へ移動する。
[BS]は最後に入力した文字を消す役割りがあるが、何度も押すことによって、全ての文字を消すことができる。
[→][↑][←][↓](矢印Key) :四つの矢印keyを押すと、カーソルが矢印の方向へ移動する。
文字の入力や、削除は、カーソルの位置を基点に行われるので、これによって、文章の途中でも削除が可能である。
カーソルは原則として、文字のない所には移動しないので、[→]を押しつづけると、その行の末尾から、次の行の先頭に移動することに注意。[←]も同様である。
C-x C-s (ファイルへの書き出し) : C-xは、[Ctrl] keyを押しながら、[x] keyを、「ポン」と押す作業を意味する。したがって、C-x C-sは、最初に[Ctrl] keyを押したまま、連続して、[x], [s]をポンポンと押す作業をいみする。
これを行うと、画面の左下に「wrote」という表示(つまり、現在の内容が書き出された.. )が行われ、書込が行われる。
C-[SPC](日本語の入力) : C-[SPC] ([CTRL]+[Space] Key)で、日本語の入力モードに切り換えることができます。この状態では、ローマ字仮名変換が行われ、[SPC]で漢字変換、[Enter]で確定します。
もう一度、このKeyを押せば、日本語入力モードから抜けることができます。
コンパイルは、コンパイラコマンドにコンパイルしたいファイルを指定して実行することによって行います。
言語によって、コンパイラ言語は異ります。
[shimura@a35 shimura]$ gcc 0524.c [shimura@a35 shimura]$
[shimura@a35 shimura]$ javac 0524.java [shimura@a35 shimura]$
[shimura@a35 shimura]$ gfortran 0524.f90 [shimura@a35 shimura]$
エラーがなければ、何も表示されません(再びプロンプトが表示されます)。何か表示された場合は、エラーを意味するので、もう一度、編集からやりなおしましょう。
無事、コンパイルが成功したら、次ぎは、いよいよ実行です。実行も言語によって、多少異ります。
[shimura@a35 shimura]$ ./a.out hello [shimura@a35 shimura]$
[shimura@a35 shimura]$ java 0524 hello [shimura@a35 shimura]$
以上で、講習会は終了です。間違いなくLogoutし、また、Displayの電源をoffにして、退室してください。