演習の進め方について(代数学幾何学及び演習I [演習]) (2006/04/14)
Ver. 1.0a
2006年4月13日
栗野 俊一
資料に関する一般論
- 僕から配布する資料は、特別な理由がない限り、全てA4サイズです。
- 僕から配布する資料は、全てWeb で参照可能であり、必要ならば、情報センターの演習室( 12号館地下)のPCから印刷可能(1)です。
- 資料は、原則として、毎回、必要な分だけ印刷して配布しますが、どの資料も、配布回数は、一回だけです。その機会を逃した場合は、Webから取るか、友人に依頼するなどして、各自入手してください(2)。
- 資料は、更新されることがありますが、更新内容は、Web上の資料のみ(3)に反映されます。最新版が必要な人は、Webを利用しましょう。
- レポート提出には、少くても、次の物が必要ですが、こちらでは何も用意していないので、各自、準備してください。
- 表紙(用の紙: A4 )
- 課題(用の紙: A4 )
- 用紙をまとめるホチキス
演習の進め方
演習は毎週、講義の後に行い、形式に従って行います。形式は、以下の三通りです。
- 演習形式(通常の形式)
- 資料配布とその説明( 5分程度)
- 計算演習(問題,答案,解答)
- 演習問題(問題のみ)
- 計算問題の実施( 20分程度) /自己採点
- 演習問題の発表とその解説(演習時間がある限り)
- 希望者(学生)による課題の問題の板書
- 板書の撮影(4)
- 板書に対する解説(板書者本人による)
- (あれば)教員による追加説明
- 追加後の板書の撮影
- 課題レポートの提出
- 小テスト形式
- 小テストは年に何度か行う予定です。
- 小テストを行う場合は、事前に実施日時とテスト範囲を公表します。
- 小テストの手順は以下の通り
- 問題と解答用紙の配布
- テストの実施
- 解答の配布
- 自己採点
- 採点結果の提出
- その他
- まれに、上記の演習/小テスト形式に合わない場合があります。その場合は、適宜、上記の二つの形式を変更した形になります。
- 学期の始めと終り(5)
- 講義側で、小テストがある場合
課題とレポート提出
- 課題は、原則として毎週出します。
- レポートは、課題の中から何問か(どれを何問選ぶ必要があるかは、毎回指定します)を各々選択し、それを解いたものを提出します。
- レポートの提出期限は、課題の出題日の次の演習の時間の終了時間迄(6)。
- 提出期限が過ぎた提出(7)も受け付けますが、減点の対象になります。
- 課題提出状況に関しては、Web で公開しますので、各自、確認してください。
課題問題の形式
- 課題問題は、原則として毎回、課題プリントの形でまとめて配布されます。
- 課題問題は、各々の問題に通しで、問題番号(例:「問題1.」)付けられています。
- 一つの問題が幾つかの小問題に分れているいる場合があります。
- レポートを提出する場合は、自分が選んだ問題番号の課題を解いて提出しますが、その課題が小問題の分れている場合は、その小問題を全て解いた上で、一問とします。
- 発表の場合は、小問単位で一回とみなします。勿論、小問がない場合は、その問題自身が一回となります。
発表
- 発表は、希望者が、課題番号(小問がある場合は、その小問の番号も)を申し出てその内容を板書します。
- 板書が終ったら、それをデジカメで記録し、その後解説をします。
- 解説が終ったら、僕のコメント(追加説明)があり、その説明の後に(書込があれば)また、デジカメで記録します。
- 希望者がいない場合は、レポート提出者から、その提出したレポートの内容から発表するように指定します(8)。
- 自ら希望を出して発表した場合、内容が悪くても、減点することはありません。つまり、内容が余りにも悪ければ、加点されない(9)。そうでなければ、加点(10)となります。
- こちらで指定した場合は、「明らかに、レポートの内容を把握していない」と判断できる場合のみ、減点になる可能性がありますが、それ以外は、自分で申し出た場合と同じです。
- こちらから指定する場合は、発表件数の少い人からランダムに指定します。
- 発表結果を公開するので、どの問題(小問単位)も、一度他人が発表したら、発表できません。自分が解けそうな問題があれば、進んで、発表しましょう。原則は、早い者勝ちです。
評価
- 成績は、講義70点、演習30点の合計で付くので、演習の満点は30点(11)となります。
- レポートの殆ど(12)が期限内に提出されている場合は、少くても20点の演習点が付ます。
- レポートの提出の割合が、5割を切ると、急速に演習点が悪くなります。3割以下は0点になることがあります。
- 演習で30点付けるには、何度か発表しなといけません。
レポートの形式
レポートは、次の形式を守ってください。形式が守られていない場合は、減点、あるいは未提出扱いになる可能性があります。
- レポートの用紙サイズはA4サイズのみです。他の大きさの用紙は不可です。
- (期限が遅れたなどの理由で..)複数のレポートを提出する場合でも、それぞれ別々にレポートを作成してください。
-
レポートには、必ず表紙を付け、次の内容を記入してください。
- レポートの表題:「代数学幾何学及び演習I課題レポート」
- レポート提出者の情報:名前,学籍番号
- レポートの詳細:レポートの出題日(13)
- 選択した、課題番号
レポートの表紙(pdf)をCopyして利用する(14)ことが望ましい。
-
個々の課題の解答は、必ず、ページの先頭から始め、その課題の解答の先頭には、必ず、課題番号を記入する。
複数の課題が同一のページ内に記入してはいけない。
- 解答が短く、大半が空白でも、空白のまま、次のページとする。
- 小問は、同じページ内に解答してよい。
- 逆に、解答が一ページに収まらない場合は、次のページに続けてよく、何ページに跨がってもよい。
- 裏は使わない。
- 解答の用紙: A4で表のみの利用という制限を守れば、なんでも良い。
- レポート用紙(これが一番望ましい)
- ルーズリーフ(こうゆうこともあるでしょう.. )
- ノートの切り取ったもの(たまに、このような豪傑がいます.. )
- A4 Copy用紙
- 配布資料の裏
- ワープロ(コンピュータ)の出力(15)
- ノートのCopy(16) :提出物は、返却しないので、自分で作成した「答のCopy」(17)を提出することをお勧めします。
- レポートは必ず複数枚になるので、左上隅をホチキス止めすること!!ばらばらのものは受け取りません。
今日、購買部に行って購入するもの
以下のものを購入して、毎回もってくることをお勧めします。
- ホチキスとその針(レポートの提出に不可欠)
- A4のクリアファイル(課題等の資料は、全てA4で配布します)
- A4のレポート用紙(提出内容を記入する)
まとめ
- 演習は、毎回提出(レポート/小テストの結果等..)があり、それぞれ提出がある
- 小テストがある場合:その小テストの採点結果
- その他の場合:課題レポート
- 提出は、期限があり、遅れても受理されるが、減点の対象になる。
- 提出は、提出形式があり、形式を守らないと、無効になる可能性がある。
学習に当って
講義
-
予め予習をしてきましょう。前回の内容を確認した上で、今日やる予定の教科書の部分に目を通すだけで十分です。
読んで解らなかった所には、しるしを付けておくとよいでしょう。
-
板書を記録するより、先生の話を聞きましょう。板書と、教科書と、どこが違うか。先生は、どの部分を強調したり、追加したり(あるいは省略.. )したかが重要です。
ノートを取るより、教科書に直接書き込むか、あるいは、違いの部分だけメモを作って、教科書に貼り付けておくとよいでしょう。
- 講義を聞く時には、「予習で、解らなかった所」に集中しましょう。
- 予習でも、講義中でも解らないことがあったら、メモを残し(教科書の該当する部分に、下線と?を付けておけばよいでしょう.. )、講義の後に質問しましょう。もちろん、演習の時間も質問Okayです。
演習
- インターネットを活用しましょう。
- 資料は、全て、Webで入手可能です。
- 提出状況なども、Webで参照できます。
- 質問などもWebでできるようにします。
- 兎に角、レポートを提出しましょう。
- とりあえず、一通り、目を通し考えましょう。解らなくても、良く読み、「一度は考える」ということがまず、重要です。
- まず、友人を作りましょう。
- 困難は、自分だけで解決しようとせず、友人と協力してやりましょう。問題も分担すれば量が減り。
- お互いに、教え合ましょう。実は、自分で考えるより、教える方がもっと、勉強になります。それぞれ問題を分担し、相互に教えあえば、自分一人で、勉強するより、学習効果が出ます。
- レポート提出期限を守りましょう。
- 兎に角、期限内に出しましょう。レポートは多少遅くなっても受理されますが、溜まると気分が悪くなるだけです。
- 発表しましょう。
- 発表をしないと、満点は取れません。
- 自分からやれば(18)、間違えても減点にはなりません。やり得です。