# 一時間も遅刻 # 部分空間と、次元の話をしていたようだ 問 1 V = K^n イ) V_1 = ( x \in V | x_1 + x_2 + .. + x_n = 0 } は部分空間 # だいたい、「足して0」は、部分空間になる proof) x_1 + y_1 x + y = ( x_2 + y_2 ) ... x_n + y_n α x_1 α x = ( α x_2 ) ... α x_n となるが、 (x_1+y_1) + .. + (x_n+y_n) = (x_1 + .. + x_n) + (y_1 + .. + y_n) = 0 + 0 = 0 α x_1 + .. + α x_n = α (x_1 + .. + x_n) = α 0 = 0 よって、 x+y, α x \in V_1 また、 V^n の基底を の時、 を考えれば、これが V_1 の基底になるので dim V_1 = n-1 ロ) 1 <= p <= n V_2 = { x \in V | x_{p+1} = .. = x_n = 0} proof) x, y \in V_2, α \in K に対して、 p+1 <= j <= n の時、 x_j + y_j = 0 + 0 = 0 α x_j = α 0 = 0 なので、 x + y, α x \in V また、 が基底となるので、 dim V_2 = p ハ) V_3 = { x \in V | x_1^2 + .. + x_n^2 = 1 } # 球面上の点 # 「=1」は普通、無理 # スカラ倍が閉じてないといけないので、0 でないとだめ は、部分空間でない。 proof) 1 x = ( 0 ) \in V_3 であるが、0 x = 0 \not\in V_3 なので、駄目 0 二) V_4 = { x \in | ( a x ) = 0 } は部分空間 proof) (a x) = {}^ta \bar{x} = 0 ここで、 {}^ta = A とおけば、 V_4 = { x \in | A x = 0 } とお同じとなるが、これが部分空間になることはすでにやった。 問 2: V = M_nn(K) イ) V_1 = { X \in V | X は正則 } は部分空間でない proof) 1 \in V であるが、 0 1 = 0 \not\in V なので、 V_1' = { X \in V | X は正則でない } は部分空間でない proof) ( 1 0 ) + ( 0 0 ) = ( 1 0 ) 0 0 0 1 0 1 \in \in \not\in V_1' V_1' V_1' ロ) V_2 = { X \in V | AX = XB } は部分空間 proof) X, Y \in V, α \in K に対して A(X+Y) = AX + AY = BX + BY = B(X +Y) A(α X) = α (AX) = α(XB) = (α X)B ハ) V_3 = { X \in V | \exist k \in N s.t. V^k = 0 } は部分空間でない proof) V = M_2(K) の時 ( 1 0 ) + ( 0 0 ) = ( 1 0 ) 0 0 0 1 0 1 \in \in \not\in V_1' V_1' V_1' ニ) V_4 = { X \in V | X の成分が整数 } は部分空間でない proof) 1 \in V_4 だが、1/2 1 \not\in V_4 なので.. # 基底の取り換え行列が出せるように !! (試験に出す !!)