演習の進め方について(2009/04/09)
代数学幾何学 A/B [演習] (Ver. 1.3)
2009年4月9日
栗野 俊一
資料に関する一般論
-  僕から配布する資料は、特別な理由がない限り、全てA4サイズです。
 -  僕から配布する資料は、全てWeb で参照可能であり、必要ならば、情報センターの演習室( 12号館地下/ 2階)のPCから印刷可能(1)です。
 -  CST ポータルからも情報を提供します。
 -  資料は、原則として、毎回、必要な分だけ印刷して配布しますが、どの資料も、配布回数は、一回だけです。その機会を逃した場合は、Webから取るか、友人に依頼してコピーするなどして、各自入手してください(2)。
 -  資料は、更新されることがありますが、更新内容は、Web上の資料のみ(3)に反映されます。最新版が必要な人は、Webを利用しましょう。
 -  レポート提出には、少くても、次の物が必要ですが、こちらでは何も用意していないので、各自、準備してください。
-  表紙(用の紙: A4 ) :表紙は指定した形式のものをコピーして利用してください。
 -  課題(用の紙: A4 ) :コピーでも構いません
 -  用紙をまとめるステップラ:レポートは必ず複数枚(表紙+提出内容)になるので必ず、ステップラで止めてください。バラバラの物は受け取りません。
 
 
演習の進め方
演習は毎週、講義の後に行い、形式に従って行います。形式は、以下の三通りです。
-  演習形式(通常の形式)
-  資料配布とその説明( 5分程度)
-  計算演習(問題,答案,解答)
 -  演習問題(問題のみ)
 
 -  計算問題の実施( 20分程度) /自己採点
 -  演習問題の発表とその解説(演習時間がある限り)
-  希望者(学生)による課題の問題の板書
 -  板書の撮影(4)
 -  板書に対する解説(板書者本人による)
 -  (あれば)教員による追加説明
 -  追加後の板書の撮影
 
 -  課題レポートの提出
 
 -  小テスト形式
-  小テストを年に何度か行う予定です。
 -  小テストを行う場合は、事前に実施日時とテスト範囲を公表します。
 -  小テストの手順は以下の通り
-  問題と解答用紙の配布
 -  テストの実施
 -  解答の配布
 -  自己採点
 -  採点結果の提出
 
 
 -  その他
-  まれに、上記の演習/小テスト形式に合わない場合があります。その場合は、適宜、上記の二つの形式を変更した形になります。
-  学期の始めと終り(5)
 -  講義側で、小テストがある場合
 
 
 
課題とレポート提出
-  課題は、原則として毎週出します。
 -  レポートは、課題の中から何問か(どれを何問選ぶ必要があるかは、毎回指定します)を各々選択し、それを解いたものを提出します。
 -  レポートの提出期限は、課題の出題日の次の演習の時間の終了時間迄(6)。
 -  提出期限が過ぎた提出(7)も受け付けますが、減点の対象になります。
 -  課題提出状況に関しては、Web で公開しますので、各自、確認してください(8)。
 
課題問題の形式
-  課題問題は、原則として毎回、課題プリントの形でまとめて配布されます。
 -  課題問題は、各々の問題に通しで、問題番号(例:「問題1.」)付けられています。
 -  一つの問題が幾つかの小問題に分れているいる場合があります。
 -  レポートを提出する場合は、自分が選んだ問題番号の課題を解いて提出しますが、その課題が小問題の分れている場合は、その小問題を全て解いた上で、一問とします。
 -  発表の場合は、小問単位で一回とみなします。勿論、小問がない場合は、その問題自身が一回となります。
 
発表
-  発表は、希望者が、課題番号(小問がある場合は、その小問の番号も)を申し出てその内容を板書します。
 -  板書が終ったら、それをデジカメで記録し、その後解説をします。
 -  解説が終ったら、僕のコメント(追加説明)があり、その説明の後に(書込があれば)また、デジカメで記録します。
 -  希望者がいない場合は、レポート提出者から、その提出したレポートの内容から発表するように指定します(9)。
 -  自ら希望を出して発表した場合、内容が悪くても、減点することはありません。つまり、内容が余りにも悪ければ、加点されない(10)。そうでなければ、加点(11)となります。
 -  こちらで指定した場合は、「明らかに、レポートの内容を把握していない」と判断できる場合のみ、減点になる可能性がありますが、それ以外は、自分で申し出た場合と同じです。
 -  こちらから指定する場合は、発表件数の少い人からランダムに指定します。
 -  発表結果を公開するので、どの問題(小問単位)も、一度他人が発表したら、発表できません。自分が解けそうな問題があれば、進んで、発表しましょう。原則は、早い者勝ちです。
 
評価
-  成績は、講義70点、演習30点の合計で付くので、演習の満点は30点(12)となります。
 -  レポートの殆ど(13)が期限内に提出されている場合は、少くても20点の演習点が付ます。
 -  レポートの提出の割合が、5割を切ると、急速に演習点が悪くなります。3割以下は0点になることがあります。
 -  演習で30点を取るには、何度か発表しなといけません。
 
レポートの形式
レポートは、次の形式を守ってください。形式が守られていない場合は、減点、あるいは未提出扱いになる可能性があります。
-  レポートの用紙サイズはA4サイズのみです。他の大きさの用紙は不可です。
 -  (期限が遅れたなどの理由で..)複数のレポートを提出する場合でも、それぞれ別々にレポートを作成してください。
 -  
レポートには、必ず表紙を付け、次の内容を記入してください。
-  レポートの表題:「代数学幾何学及び演習A/B課題レポート」
 -  レポート提出者の情報:名前,学籍番号
 -  レポートの詳細:レポートの出題日(14)
 -  選択した、課題番号
 
レポートの表紙(pdf)をCopyして利用する(15)ことが望ましい。
 -  
個々の課題の解答は、必ず、ページの先頭から始め、その課題の解答の先頭には、必ず、課題番号を記入する。
複数の課題が同一のページ内に記入してはいけない。
 -  解答が短く、大半が空白でも、空白のまま、次のページとする。
 -  小問は、同じページ内に解答してよい。
 -  逆に、解答が一ページに収まらない場合は、次のページに続けてよく、何ページに跨がってもよい。
 -  裏は使わない。
 -  解答の用紙: A4で表のみの利用という制限を守れば、なんでも良い。
-  レポート用紙(これが一番望ましい)
 -  ルーズリーフ(こうゆうこともあるでしょう.. )
 -  ノートの切り取ったもの(たまに、このような豪傑がいます.. )
 -  A4 Copy用紙
-  配布資料の裏
 -  ワープロ(コンピュータ)の出力(16)
 -  ノートのCopy(17) :提出物は、返却しないので、自分で作成した「答のCopy」(18)を提出することをお勧めします。
 
 
 -  レポートは必ず複数枚になるので、左上隅をステップラ止めすること
 
今日、購買部に行って購入するもの
以下のものを購入して、毎回もってくることをお勧めします。
-  ステップラとその針(レポートの提出に不可欠)
 -  A4のクリアファイル(課題等の資料は、全てA4で配布します)
 -  A4のレポート用紙(提出内容を記入する)
 
まとめ
-  演習は、毎回提出(レポート/小テストの結果等..)があり、それぞれ提出がある
-  小テストがある場合:その小テストの採点結果
 -  その他の場合:課題レポート
 
 -  提出は、期限があり、遅れても受理されるが、減点の対象になる。
 -  提出は、提出形式があり、形式を守らないと、無効になる可能性がある。
 
学習に当って
講義
演習
-  インターネットを活用しましょう。
-  資料は、全て、Webから入手可能です。
 -  提出状況なども、Webで参照できるようになります。
 -  質問などもWebでできるようにします。
 
 -  兎に角、レポートを提出しましょう。
-  とりあえず、一通り、目を通し考えましょう。解らなくても、良く読み、「一度は考える」ということが重要です。
 -  一緒に問題を考えたり、情報交換をするための、友人を作りましょう。
-  困難は、自分だけで解決しようとせず、友人と協力してやりましょう。問題も分担すれば量が減ります。
 -  お互いに、教え合ましょう。実は、自分で考えるより、教える方がもっと、勉強になります。それぞれ問題を分担し、相互に教えあえば、自分一人で、勉強するより、学習効果が出ます。
 
 
 -  レポート提出期限を守りましょう。
-  兎に角、期限内に出しましょう。レポートは多少遅くなっても受理されますが、溜まると気分が悪くなるだけです。
 
 -  発表しましょう。
-  発表をしないと、満点は取れません。
 -  自分からやれば(20)、間違えても減点にはなりません。やり得です。