関数定義と関数呼び出し(具体例:maxof) 関数定義と関数呼び出しの具体例 目標 : 「二つの整数を受け取って、大きい方の値を返す関数」を作る maxof という関数の定義と関数呼び出しの例 (List 6-1, p.115) 二つの関数 ( maxof と main ) からなるプログラムファイル maxof : 新しい関数を定義している (今回の焦点) main : maxof を利用している (これまでと変らない) 関数定義の構造 (Fig. 6-2, p.115) <関数定義> ::= <関数頭部> <関数本体> <関数頭部> ::= <返却値型> <関数名> <仮引数の宣言> int maxof (int x, int y) <返却値型> ::= 「この関数が返す値の型」: maxof は int 型の値を返す <関数名> ::= 「この関数の名前」: 新しく定義される関数の名前は maxof である <仮引数の宣言> ::= 「関数引数の名前と型宣言」: maxof は int 型の二つの引数を取る <関数本体> ::= 「命令の集まり」: 関数 maxof の本体は「{ 〜 }」の部分で、二つの数の大きい方を求める 関数呼び出し式 (Fig. 6-3, p.115) <関数呼び出し式> ::= <関数名> '(' <実引数並び> ')' maxof ( na, nb ); <実引数並び> ::= 「関数に与える引数の並び」: na と nb の二つの式を引数として与える <関数呼び出し演算子> ::= '(' と ')' の事