同型構造 空間とは 集合 A と A 上の演算の対 [ システムと考えてもよい ] 例 : 線形空間 -> A:平面ベクトル, A 上の演算: 定数倍やベクトル和 A, B が同型とは 集合 A, B が演算「・」に関して同型 A と B の間に全単射(一対一,上へ)の対応ψ(同型対応)があり A 内の演算「・」と B 内の演算「・」がψに対して可換 ψ(a・b)=ψ(a)・ψ(b) 例: 平面ベクトル (x,y) と複素数(x+yi) : 線形空間として同型 同型対応 : ψ((x,y)) = x+yi 演算 (定数倍や和) : ψ(c(x,y))=ψ((cx,cy))=cx+cyi=c(x+yi)=cψ((x,y)) 同型の利用 同型な場合は、一方の性質を他方の空間で調べる事ができる 例 : 平面ベクトルの性質を複素数で調べる事ができる 例 : 自然数の性質をペアノの形式の数で調べる事ができる