「説明」と「理解」と「解答」 説明とは 「新しい知識」を「(聞き手の)既存の知識」と結びつける「内容」を示す事 事例(相手が知っている事)から始める その後に、それと *関連付け* て、「定義(What)=新しい知識」を述べる 「相手の知っている(筈..)の事」を知らないと「説明」できない 説明の例 「素数とは、2,3,5,7 (例示)の様に、約数が自分自身と 1 の二つしかない自然数(定義)の事」 「素数は無限にある」、「任意の自然数は素数の積として一意に表現できる」 理解とは 「自分の知識」と「新しい知識」を結び付ける作業 この新しい知識は、自分のどの知識と関係があるか ? 新しい知識に当てはまる、「自分の知っている事例」は何か ? ある程度、知識がないと、新しい知識を「理解」する事ができない 理解の例 「13 も自分自身(13)と 1 の二つの約数しかないから素数(正例がいえる)」 「14 は、14 と 1 の他に 7, 2 が約数なので素数でない(反例がいえる)」 解答とは 基本は、「定義(What)」を述べる事 最初に定義を述べて、次に「例」や「性質」を述べる 解答の例(「素数とは何か」という質問に対する答え) 「素数は約数が自分自身と 1 の二つしかない自然数の事で、例として 13 や 17 がある」