型の変換とキャスト 「値」は型を持つ 型が違えば同じ演算を施しても異る結果になる (例) 整数型(int 型) 5/2 = 2, 実数型(double 型) 5.0/2.0 = 2.5 同じ「数」である「1」を表すのに「1(整数型)」と「1.0(実数型)」は異なる振舞をする 型の変換(キャスト) 「数」同士 (double と int) であれば、「値」を変更為ずに「型」を変更できる 値の前に「(型名)」とすると、「その型に変換される」 型だけでなく値も変る事もある [例 1 : 整数型→実数型] 「(double)1」 は「1.0」と同じ振舞をする [例 2 : 実数型→整数型] 「(int)1.0」 は「1」と同じ振舞をする [例 3 : 実数型→整数型] 「(int)1.2」 は「1」と同じ振舞をする 実数から整数の場合は値の小数点以下が「切り捨て」られ、整数の値の範囲になる <<注意>> 「(double)((int)1.2)」は、「1.0」になってしまう事に注意