「駄メタ(”)」論 メタ論 : 強力過ぎる -> 日常でも「乱用」されるきらいがある (こりゃ)「駄メタ(”)」論: 「駄目」なメタ論の例 (S:システム/M:メタ) 「親(や先生)の言う事に従いなさい」と言う S:言う事が正しいならそれに従う / M:親(や先生)の言う事は正しい 問題 : 親(や先生)の言う事が「正しい」とは限らない 「消防所の『方(ほう)』から来ました。消火器を購入してください」と言う S:消防署の所員なら消火器に詳しい / M: 消防署の所員なら消防所の『方(かた)』 問題 : 消防署の方(かた)は、消防署の方(ほう)から来るが、逆は言えない 「お前のカーサン出べそ」という悪口を言う S:相手を蔑む為に欠点を挙げる / M:親の形質(欠点)は子供に遺伝する 問題 : 「出べそ」という形質は遺伝しない (産婦人科医がしくっただけ) 「答えを教えてください」と質問する S:答を得る解法を学ぶ / M:解法の適用結果として正しい答えが得られる 問題 : 学習の目的は「答」を知る事でなくて、「解法」を学ぶ事 「単位が取れた」とホットとする S:学習状況を評価して、単位を与える / メタ : 単位が得られば状況は可 問題 : 「可」だけでは、不充分、更なる学習が必要 この OHP : 駄洒落を言う ( 自己言及している ) S: 関連する事はいっしょに言う / M: 言葉が似ていれば関係がある 問題 : 「音」が似ているからといって、「言葉の意味」が似るわけではない