新入、編入、転科、転部生の皆さん、数学科にようこそ。
数学科では、本学科に在籍される皆さんの学習や生活に役立つよう、一人一台のNote-PC (以下、単にPC)を貸与しています。
このPCは、今後、皆さんが本学科に在籍している間(1)、皆さん個人の占有物として貸与いたします(2)。
このPCの使用用途は、主に講義や実習での学習利用を想定していますが、その他どのように利用するか(3)は、本人の工夫次第です。是非、色々と活用してください。
ただし、貸与期間中、このPCの管理責任もまた、皆さん本人に委ねられています。きちんと管理してください(4)。貸与期間に、貸与するPCに関連して生じる、いかなるトラブルにも、学科は関知しません(5)。
箱内には、保証書があります。この保証書は、購入して1年以内に故障が生じた場合、メーカーに修理依頼をする場合に必要なものなので、大切に保管しておいてください。
もし、自宅や下宿から、Internetが利用できる場合には、Windows Updateの恒常的な実施を強くお勧めします。
また、残念ながら自宅や下宿からは、Internet利用ができなかったり、あるいは利用できる環境でも、回線速度が遲い場合は、大学のNetworkを利用(6)して、放課後や昼休み等の長い休み時間(7)に行うと良いでしょう。
基本は、学科に連絡する事です。連絡先は、この資料の最後に記載されています。
「コンピュータ概論A/B」(一年次配当科目、以下、単に「概論」)では、基本的に、毎時間、このPCを利用します。
概論の初日は、PCのセットアップ作業をします。したがって、概論の受講予定がない学生であっても、4 月中は必ず参加してください。
また、情報ガイダンスを行いますので、以下の資料も持って来て下さい。
PCを自宅に、持ち帰ったら、早速内容を確認してください。
内容物が全部揃っている事を確認してください。
万が一、揃っていない場合は、直に申し出てください。
内容物が確認できたら、次に行う事は、電源ケーブルを接続し、電源を入れる事です(8)。
電源が入らない等の異状がある場合も申し出ましょう。
初めて、電源onを行うと、初回のみ、「Windows 10のインストール」という作業をする状態になります。以下は、画面の指示に従って、インストール作業を行ってください。
最初に、「『32bit版』か『64 bit版』のどちらにするか」を尋ねられた場合は、必ず『64 bit版』の方を選択してください。
PCを無くさないように注意してください。
過去に何件か、受け取った当日の帰りの電車の中で、PCを紛失した例があります。できれば、棚などに載せず、足元に置くか、膝の上にしっかりと抱えて帰りましょう。
二週目以降も、毎回PCが必要です。
PCを必ず、持参してください、必要なものは、PC本体と、電源(アダプタとケーブル)、それから、「ID/パスワード通知カード」が必要です。逆に、マニュアルや箱、CD--ROM/DVD--ROM等は不要です。
PCは、衝撃や圧力に弱い(9)ので、タオルやクッションなどに包んだ上で、作りのしっかりした鞄に入れて持ち運ぶとよいでしょう。また、教室で、コンセントが利用できるという保証はない(10)ので、余分に、延長コードや電源タップを用意したり、あるいは、コンセントが利用できなくても困らないように、自宅で、十分に充電をしておきましょう。
日本大学では、ソフトウェアの不正利用を防止するため、大学で購入したPCへのソフトウェアのインストール状況を、恒常的に、大学に報告するソフト(SCCM)を、PCにインストールしなければなりません。
皆さんに貸与するPCも、当然、この対象となるわけです。
従って、以下の点を予めご了承ください。
なお、後になってトラブルが生じない様に以下の点に関してご配慮願えればと思います。
オープン・ソフトウェア(13)を利用しましょう。
ライセンスの条件が穏かで、(法律的に..)安心して利用できるソフトウェア(14)を利用すれば、PCを効率よく利用できます。
例えば、既に、自宅にDesktop-PCがあり、そこに、ある有料ソフトウェアがインストールされているとしましょう。その場合、そのソフトウェアは、そのDesktop-PC用に購入した物のはずです。
その有料ソフトウェアを、他のPCにインストールして良いかどうかは、そのソフトウェアのライセンスによって異ります。既に購入したものだからといって、必ずしも、他のPCにInstallして利用して良いという事にはなりません。
それが許されているかどうかを、その有料ソフトウェア毎にライセンス内容を確認する必要があります。
すでに、自分用のPCを持っていて、そちらの方が便利と考える場合は、大学で貸与するPCを利用する必要はありません。
ただし、大学の講義や演習では、本人が学科から貸与するPCを利用する事を前提にします(16)。この場合、当然の事ながら、それ以外のPCの利用による差異に関しては、こちらでは配慮しません。その差異を埋める責任は、他のPCを利用する事を選んだ本人にあります。
例えば、講義の中で、Mathematicaというソフトウェアを利用を予定しています。これは、有料のソフトウェアなのですが、大学から貸与するPCには、大学で予め購入したライセンスを用いて、このソフトウェアを無料でインストールできます。
しかし、個人のPCには、それができないので、もし、個人のPCで、Mathematicaを利用したい場合は、
各自で、情報センターに申請して、自分でインストールする必要があります。
返却する義務があるのは、PC本体(17)と電源だけです。マニュアルや附属CD、箱等は返却の義務はありません(18)。
PCに自分で購入したソフトウェアをインストールしたり、メモリ増設など、機能を拡張したりするのは自由です(19)。
PCの動作が不良の場合、その原因は、大きく次の二つの可能性があります。
そこで、PCに問題がある場合は、まず、その原因が、ハードウェアによるものかソフトウェアによるものかを判断し、それぞれの状況に合せた、適切な処理をする必要があります。
端的に言えば、ハードウェアによるものは、メーカーにお願いをして修理をしないかぎり原則としては、どうにもなりません(20)
一方、ソフトウェアが原因の場合は、一般的には、自分で対処可能です(21)。
もちろん、最初の内は、自分で、この区別をしたり、あるいは、ソフトウェアの問題でも、自力で解決できない可能性がありますので、それに関しては担当者に相談してください。
ハードウェアなのかソフトウェアなのかの切り分けと、ソフトウェアの場合の対処方法に関しては、相談に応じます。
しかし、ハードウェアが原因の場合は、原則としてメーカーに自分で出す必要がある事に注意してください。
修理に必要なものは、一般に次のものです。
基本は、同梱されているマニュアルを参照しそれに従う。
貸与するPCが、大学所有になっているので、「修理時に、皆さんに渡された経緯を説明する必要がある」という点が、普通と異るわけです。
PCの調子が悪いなと思ったら、とりあえず、担当者まで連絡をください。