関数の値 関数の返値(かえりち)[戻り値] 関数は return 命令を利用する事により、値を返す事ができる 値を返す場合は、関数名の前の void の代りに返す値の型を記述 return 命令 return 命令の後ろに「式」を書くと、その「式の値」が関数の返値になる return 命令が実行されると、その関数の実行は終了する(以下の命令は実行されない) void 関数(値を返さない関数)でも、式を省略した return が書ける 値を返す関数は、関数の最後に必ず return 命令を書く習慣を付ける main 関数の返値 整数の値を「終了ステータス」として返す習慣がある 「0」 は、「正常終了」を意味する 「0 以外の値」は、「異常終了(値はエラーコード)」を意味する exit 関数を利用して、main 以外でも、終了(終了ステータスの指定)ができる main 関数の返値の利用例 shell 変数「$?」で、参照可能 make の実行時にエラーが起きると、make を中断する 例 : cc (C コンパイラ) コマンドは、コンパイルエラーを見付けるとエラーコードを返すので make が中断する