コンピュータの歴史 コンピュータの歴史 (Text p.43, 3.1 節) コンピュータの役割 : 計算をするための道具 数を表現し、記録し、操作(計算)する為の(補助)装置 電子コンピュータ以前 : モノそのもので情報を表す アバカス/そろばん : コマの位置で数値を表す/操作は手動 パスカルの計算機/ライプニッツの乗算機 : 歯車の位置/動作は機械式 リレー : スイッチの On/Off を磁気的に行う (電話交換網の技術) 電子式計算機(電子コンピュータ) : 電子の操作によって、数を表現 電圧(Hight/Low)で数値(1/0)を表現 (2 進数) 規模 : 縮小化が可能なので、大規模化が可能(集積度の拡大) 速度 : 動作エネルギー量が小さいので、高速化が可能(光速度) 初期の電子式計算機 ENIAC (ABC) : 2万本近くの真空管によって構成 / 弾道計算 配線プログラミング : 計算の方法は、回路設計(配線のしなおし)で指定 EDSAC : プログラム内蔵方式 (ノイマン型:命令とデータが共にメモリに記録) プログラムが(ハードウェアから独立して)データとして扱える(ソフトウェア) 半導体(トランジスタ) : 真空管より小型(集積)で安定 (未来) 量子コンピュータ : 量子状態で情報を表現 量子状態が、複数の情報を同時に表現可能 複数の状況の計算を同時並行で行えるので、高速化が可能