第2次 AI ブーム (1980 年代) 第2次 AI ブーム (1980 年代) 「『効率的』探索」に必要な情報 探索アルゴリズムだけでなく、「問題固有の『知識』」が必要 「(一般人でない)専門家」の振舞い 問題分野に固有の知識をもち、それを活用している テーマ : 専門知識の利用 「知能」の定義 : 「問題領域の知識」を活用して問題を解く能力 問題領域に対する「専門知識を活用」して、(素人に比較し)問題を効率良く正確に解く能力が「知能」 人間:問題を解くために、それぞれの分野に特化した専門知識を利用している 診療行為には、膨大な医学知識が必要 成果 : 知識を蓄積し、それを利用するシステム エキスパートシステム : 専門知識データベースに基いて、判断を自動的に行う 専門知識データベースがあれば、専門家と同じ判断ができるようになる 廃れた要因 「知識」の抽出の難しさ : 専門知識データベースの構築が難しい 専門家 : 専門分野の知識はあるが、コンピュータの事は解らない システム屋 : コンピュータの事は詳しいが、専門分野には素人 「知識」の獲得(学習)が自動化できなかったという課題