自然言語処理の課題 自然言語処理の課題 出力の課題 : 「意味」とは ? そもそも「意味」とは何か ? それは、どう「表現」すべきか ? ( 良い表現方法があるなら、何故それを利用しない ? ) 入力の問題 : 表現ルールが明確でない ( 人工言語との違い ) 単語の意味はどうやって決める ? ( 膨大な辞書の必要性 ) 文法はあっても、省略や、慣用句、流行語等、例外が多過ぎる ( 背景知識の必要性 ) 処理の問題 : 単純なボトムアップ処理ではない ( 人工言語との違い ) 文脈の理解が必要 (意味を考えて、聞き直す[バックトラック]) そもそも人間にも難しい ( 外国語の修得 ) cf. 「すもももももももものうち」、「ここではきものをぬぐ」、「time flies like an arrow」 自然言語処理の技術 形態素解析(語の切出し) : 文字列を区切、単語にする 構文解析(文法処理) : 単語の順番と組み合せによって、単語役割を決める 意味解析(意味の理解) : 言語表現から、意味を抽出 文脈解析(理解の再検討): 状況や知識から、言語表現の意味の調整