暗号化技術 暗号とは (Text P.37, 2.10 節) 通信内容(平文[ひらぶん])を、一定の規則で書き換え(暗号化)、第三者に読めなくする技術(暗号文) 通信相手には、暗号文から平文へ戻す(復号化)手段が与えられている 通信内容の盗聴だけでなく、ファイルの盗用による情報流出をさけるためにも利用可能 暗号形式の種類 秘密鍵(対称鍵/共通鍵)暗号 : 暗号化と復号化の鍵が共通な暗号方式 (例:シーザ暗号) 通信の送り手と受け手が同じ鍵を保持する必要がある(鍵の配付問題) 公開鍵暗号 : 暗号化の鍵(公開鍵:pubilc key)と復号化の鍵(個人鍵:private key)が別になっている暗号方式 (例: RSA) 暗号化の鍵(公開鍵)を一般に公開する事ができる(配付の問題がない) 個人鍵を秘匿する事により、認証にも利用できる 電子署名 個人鍵で暗号化する(と公開鍵で復号化できる..)事により、「電子署名」が可能 電子署名を利用する事により、色々な事を「保証」できる (cf. ビットコイン )