情報圧縮の例 (1) 情報圧縮手段の違い 表現する情報の対象の性質(確率分布や範囲)によって、圧縮手段が異る (小さな数値の) ASCII 形式とバイナリ形式 小さな数値は、数字並び(ASCII 形式)より、その値に対応した数値(バイナリ形式)で表現した方がよい 例 : "123" => 文字(ASCII)なら 3 byte = 24 bit / 数値ならば 127=2^7-1 以下なので 7 bit で済む ポイント : 「小さな数値の範囲」だから.. 音声の圧縮技術 (Text p.69) 音声 : 色々な周波数の音波の集まり 人間の耳には、高周波が聞こえない => カットしても大丈夫 (電話での)会話と(CDでの)音楽でも、圧縮技術が異る MP3 の圧縮技術 (非可逆圧縮) 音声を周波数毎の音に分割(フーリエ変換) => 高周波をカット => 元に戻す(逆フーリエ変換) : 結果的に情報量が減る