Powered by SmartDoc

数学科計算機演習室利用者講習会( 2003 / 04 : Ver 1.4 )

2003 年 4 月 10 日
数学科計算機演習室
ecc-admin@ecc.math.cst.nihon-u.ac.jp
http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp

数学科には、数学科(数学科出身の院生を含む)の学生のみが利用可能な、数学科専用の計算機演習室(駿河台キャンパス948号室)があります。

数学科計算機演習室では、これを利用する学生のガイダンスとして、毎年、利用者講習会を行っています。

はじめに

演習室の利用方法については、次のPageを参照してください。

数学科計算機演習室 Home Page ( http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp )

なお、この部屋は、「飲食厳禁」かつ「禁煙」ですので、よろしく、お願いいたします。

Login/Logout

Login ID と Password

数学科演習室の計算機は、数学科の学生だけが利用出来る(1)ようなっています。

そこで、利用者を特定するために、数学科の学生の皆さん一人一人に固有のID ( Login ID )とPasswordを割り振っています。

計算機を利用するために、まず、このLogin IDとPasswordを計算機に入力し、自分が数学科の学生であることを計算機に示す(2)必要があります。

Login IDは、機械的にstmXXXX ( XXXXの部分は学籍番号)となっています(3)

Password自分で決定し、自分で管理する必要がありますが、最初だけは、講習会で初期Passwordを配布します(この際、学生証あるいは、自分の学籍番号を証明する資料が必要です)。

Passwordは、この講習会で、自分の望の物に変更する方法を説明しますので、必ず、変更してください(4)

  1. この部屋は、みなさんの実験実習費で運用されています。

    931教室や941教室は、理工学部の学生が誰でも利用できるので、そちらの方も利用できるようにしておきましょう(ユーザ登録が必要です。早めに登録しておきましょう)。

  2. この作業のことをLoginと呼びます。ちなみにLogは、「記録を取る」という意味でありLog inは、「記録開始」という意味にもなるわけです。

    元々は、計算機を利用すると、その利用時間に応じて課金を行っていた( Login ==課金開始)ので、その名残(現在は、従量性ではなく、固定料金制[つまり、実験実習費用として、支払済みってことです.. ] )なわけですが、現在でも誰が何時から利用を開始し、何時、利用を終了(この後で説明するLogoutまで... )したかを記録しています。

  3. 学籍番号が9876番の人のIDはstm9876となります。
  4. 4月中にPassword変更を行わない場合は、演習室の利用権利を失うことになります。

    またPasswordは、決して他人に教えないでください。もし、Passwordが他人に知られると、その人が、そのPasswordを利用して、貴方に成りすますことができます(計算機は、Login ID/Passwordで、個人を識別するので、Passwordを知っている他人と、貴方の区別はできません)。

    もし、成りすました人が悪意をもって振舞えば、その責任は、結果的にPasswordを漏らした本人にふりかかってくることになります。

Login

机の上のDisplayの電源を入れ、マウスを少し動かすと、「葡萄の絵」が表示さると思います。これが「Login画面」です。

その状態で、キーボードから、計算機に対して、正しくLogin IDとPassword(5)を入力すると、Loginしたこと(6)になり、計算機が利用できるようになります。

  1. Passwordは、入力しても、画面に表示( Echo Back )されないので、注意してください。
  2. 表示が切り替わり、右下に「足跡」のアイコンが表示されていれば、Login成功。逆に、最初のLogin画面の状態に戻った場合は、Login失敗なので、もう一度、試してみてください。

Logout

Loginとは、逆に、計算機に対して、利用が済んだこと報せる作業をLogout(7)と呼びます。

画面左下にある「足跡」のアイコンので、マウスボタンを押す(8)と、メニューが表示されますが、その中に「ログアウト」があるのでそれを選択(9)します。するとLogoutするかどうか尋ねられます。

ここで[はい]を選べば、Logoutが行われ、最初のLogin画面に戻ります。

試しに、実際に、Logoutしてみましょう。

計算機を利用し終ったり、あるいは、なんらかの理由で、一時的であれ、キーボードの前から離れる場合は、必ず、Logoutしてください(10)

  1. Log outつまり「記録終了」となります。
  2. 押しっ放しにする。
  3. ボタンを押すと、メニューが表示されるので、ボタンを押したままマウスを移動します。そして、「ログアウト」の所まで移動すれば、それが明るく浮上った感じになりますので、その状態でボタンを放せば、選択したことになります。
  4. 計算機は、LoginしてからLogoutするまでは、キーボードの前に居て計算機を利用している者が、Loginした時の人物であると仮定してサービスをします。したがって、もし、Logoutせずに、キーボードの前を離れると、その後にキーボードの前に来た他人が、やはり、本人になりすますことが可能になるわけです。

Netscape の設定

Netscapeを起動(11)して、

Http Cache Proxy の設定方法の Page

を読み、この内容に従ってNetscapeの設定をしてみてください(12)

一応、簡単に説明すると、次のような手順になります。

  1. 左上の[編集]の所にマウスカーソルを移動し、左ボタンでクリックする(以下、単に「選ぶ」と表現します。)とプウルダウンメニューが出ます。
  2. その一番下の[設定]を選ぶと、新しいダイアログボックスが表示されます。
  3. ダイアログボックスの左に[詳細]がありますが、その前(左)の横向きの三角形を選ぶと、三角形が下向きになり、[詳細]の下に、新しく、[キャッシュ]と[プロキシ]が現れます。
  4. [プロキシ]を選ぶとダイアログの右側の表示が変化し、「手動でプロキシを設定する」が選べるようになります。
  5. 「手動でプロキシを設定する」の前(左)にある、菱形を選択し、その右の[表示...]を選ぶと、更に、新しいダイアログが開きます。
  6. この新しいダイアログの中で、「FTPプロキシ」、「HTTPプロキシ」、「Securityプロキシ」の三つの所の左の二つの枠にそれぞれ、次のもの(三つとも同じで良い)を入れます。
  7. 「プロキシなし」の所には、次のものを入れます。
  8. [確認]を選び、ダイアログを閉じます(二つ開いたので、二つとも閉じる)。

そして、その結果として、学外のPage (例えば、Yahoo Japan等)の内容が参照できるようになることを確認してください。

  1. 画面下の中央やや左よりの場所にある、「Nのロゴのついた立方体」のアイコンをクリックします。

    一番最初の起動には、けっこう時間がかかります。ですから、「表示されない」などと思い、何どもクリックすると、幾つものNetscapeが起動することになり、更に、遅くなる結果になりますので、そんなことはせず、ゆっくり待ちましょう。

    なお、初回の起動の時は、著作権表示等が行われますが、どれも原則肯定のボタンを押してください。

  2. 二人一組になり、一方が内容を表示させ、他方が、その表示を読みながら、設定すると、効率よく、作業が進みます。

mail の利用方法

数学科計算機室専用の e-mail アカウント

数学科計算機室では、数学科計算機室専用のe-mailアカウント(13)を提供しています。

これは、理工学部のe-mail address ( g13xxxx@edu.cst.nihon-u.ac.jp )とは、別に利用することができます(14)

もちろん、このe-mail addressも、理工学部のaddress同様、Internetのどこからでも利用が可能です。

数学科で皆さんが利用可能なe-mail addressは、 stmXXXX@ecc.math.cst.nihon-u.ac.jp (15)となります。

  1. つまり、自分用のe-mail address
  2. これは、「利用してもよい(権利)」ということだけで、「利用しなければならない(義務)」ということではありません。

    利用するかどうか(つまり、他人にこのe-mail addressを教えるかどうか)は、皆さんの自由です。

    また、この二つのe-mail addressをどのように使いわけるかどうかもまた自由で、例えば、一方を友人に、他方を就職活動に利用する等の使い分けも可能ですし、また、転送機能を利用することによって、どちらも全く同じように利用することも可能です(興味のある方は個人的に問合せてください。)。

  3. XXXXの所には、学生番号が入ります。学生番号が9876番の人のe-mail addressは、 stm9876@ecc.math.cst.nihon-u.ac.jp になるわけです。

e-mail (APOP) Password の設定

stmXXXX@ecc.math.cst.nihon-u.ac.jp宛に届いたE-Mailを読むためには、それ専用のPasswordが必要になります。

これは、Internetを利用して自宅からも読めるようにする(16)ためです。

そこで、まず、そのmailのための専用Passwordの設定方法(17)から述べます。

  1. 具体的な方法は、個人的に...。
  2. これは、同時に「変更方法」にもなっています。何らかの理由で、変更したい場合も同様な形で変更することができます。
  3. 例えば、好きな歌手のあの歌のサビの部分とか、失恋した彼女の名前年代順に5人分とか...。
  4. この時点では、演習の最初に配布した小さな紙に書いてあるものを利用します。もちろん、login passwordを変更した場合は、その変更後のpasswordになります。

sylpheed の設定

演習室ではsylpheed(20)というメールソフトウェアが使えます。

ここでは、数学科専用のe-mail addressが利用できるようにするための設定(21)について説明します。

  1. 「シルフィード」と発音します。
  2. 同様にして、理工学部のe-mail addressをここで利用することができます。具体的な設定方法等は、個人的に近くの教員に確認してみてください。
  3. 「GnuPGが正しくインストールされていない」といった内容のダイアログが表示されるが気にしないくてもかまいません([OK]ボタンを押す)。
  4. もちろん、今回は、初めてに決っていますね..。二度目以降は、この画面は表示されません。
  5. 「特に問題がなければ」と聞かれても、初めて触るのですから、問題があるかどうかなど判るわけがありませんね。まあ、ここでは、「解らないことは存在しない」と思っていれば良いと思います。
  6. これも初回だけです。
  7. もちろん、ローマ字で構いません。もし、漢字で、入力したいのであれば、[Shift]+[Space]で、日本語入力モードに切り替えわります(もう一度押すと、元の普通の英数入力モードに戻ります)ので、ローマ字変換、仮名漢字変換をしてください。変換キーは、[Space]、確定は[Enter]です。
  8. stmXXXXは自分のLogin IDです。XXXXの部分は学生番号が入ります。

Login Password の変更

  1. すでに、一つ開いてあれば、その続きでも構いません。

ネチケットについて

Internetはコミュニケーションのためのツールです。これを利用するには当然のことながら、「マナー(エチケット)」が必要になります。

Networkで利用されるエチケットのことを特にネチケットと呼びます(29)

皆さんが数学科演習室(あるいは大学の施設)からInternetを利用する場合、通信相手は、皆さんが、日本大学理工学部数学科の関係者であることが解ります。

したがって、もし、演習室からなんらかの行為をなした場合は、すべて、単に皆さん個人の行為というだけでなく、大学の関係者としての立場の行為としてみなされます。

どうか、本大学の学生であるという自覚をもって、責任ある行為をお願いします。

  1. 検索エンジン等で、調べてみよう。

終りに

以上で、講習会は終了です。間違いなくLogoutし、また、Displayの電源をoffにして、退室してください。