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Note PCの扱いについて( 2003年度版)

2003 年 4 月 7 日
栗野 俊一
kurino@math.cst.nihon-u.ac.jp
http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp/~kurino/index.html
2003年度に、数学科に入学なされた1年生の皆様に、数学科から貸与するNote-PCの取り扱いについてと、最初のコンピュータ概論までの準備について説明する資料です。

はじめに

数学科の皆さんに貸与されるNote-PC (以下、単にPC )は、今後、皆さんが本数学科に在籍している間(1)、皆さん個人の占有物として貸与されます(2)。このPCの使用用途は、主に、大学での講義での実習用を想定していますが、その他、どのように利用するか(3)は、本人のアイディア次第です。是非、活用してください。

ただし、貸与期間中、このPCの管理責任は、皆さん本人に委ねられており、学科としては、関知しません(4)ので、ご注意ください。

  1. 卒業、転科、退学等、数学科を離れる時点で、返却して頂きます。逆に、進学等で本学部の数学科(あるいは、情報学科)に引続き在籍する場合は、そのまま貸与期間は延長されます。
  2. ので、早速、名前シールを張りましょう:-)。
  3. レポート作成に利用するとか、Internet端末に利用するとか、日記帳の代りに使うとか...、もちろん、枕に利用しても構いません。
  4. したがって、故障や、盗難等の損害が生じた場合、その復帰(故障の修理や、弁償等)は、皆さん自身で行ってください。ただし、何時でも相談には乗りますので、何かあったら、是非、ご連絡ください。

PC を受け取って最初にすること

【PCを受け取ったら】
まず、箱を開けて、中身が揃っているかどうかを確認してください。中に、内容の一覧表が記載されている小冊子(5)が入っていますので、それと箱に入っている物とを突き合わせましょう。万が一、内容物に不足があった場合は、すぐに、申し出てください(6)。特に、保証書(7)と、メーカーへの連絡先が記載されている資料の二つは、故障時に必要になるので、忘れずに確認し、保存しておいてください。
【持ち帰り時】
受け取ったPCを紛失しなようにしてください。過去に数件、受け取った当日の帰りの電車で、PCを紛失した例があります。気を付けて、持ち帰ってください。
【家に帰ったら】
とにかく、箱に入っている資料に目を通してください。また、必ず、電源をいれ、利用可能な状態にあることを確かめましょう。
【異常に気が付いたら】
速やかに、学科に連絡し、その指示を従ってください。連絡先は、この資料の最後に載せて置きます。
  1. 「コンピュータの準備」
  2. PCの受渡し後、学科が明示的に対応するのは、この最初の配布時に異常が見付かった場合だけです。講義が開始されてから異常が見つかった場合は、皆さん個人が(学科を通さず.. )直接メーカーに交渉してください。
  3. 保証書は、箱の外に貼り付けてあります。

「コンピュータ概論」を受講する方へ

「コンピュータ概論」(一年次配当科目、以下単に概論と呼ぶ)では、毎時間、このPCを利用します(8)

  1. PCを持参しないと、講義や演習が受けられない可能性があります。

初日までに準備すること

【OS (Windows XP)のSetup】

自宅に持ち帰って、最初にPCの電源を入れると、暫く、様々な表示が行われ、そのまま待っていると、「Microsfot Windowsにようこそ」という表示がなされます(9)

Setupの途中、以下の内容に関しては、それぞれ指定した形で行ってください(10)

【コンピュータ名】
PC自身の名前ですが、これはmathXXXX (ただし、XXXXは、学生番号の数字4桁)とします。これは、全て「半角」で入れてください。(11)
【管理者パスワード】
パスワードは、8文字以上の他人に推測しにくいものにしましょう(12)。パスワードは、設定することを、強くお勧めしますが、忘れないようしてください(13)
【利用者(ユーザー)名】

利用者名は、自分の名前で構いませんが、計算機演習用には、必ず、半角で英文字からなる利用者名にしておく(14)ことをお勧めします(15)

なお、最初の状態では、日本語を入力する状態になっています。そこで、左上にある、[半角/全角]と書いてあるキーを、ポンと一度押せば、英数字を入力する状態になるので、この状態で入力するとよいでしょう。

【バッテリィの充電】
概論が行われる教室は、電源施設も準備されていますが、念のために、前日の夜にPCに電源コードを插し、バッテリィが十分充電されるようにしてください(16)
【Internetの設定】
御自宅からInternet利用できる方がいるかもしれませんが、自信がなければ(17)、Internetの設定はしないでおいてください。大学からInternetを利用する設定と矛盾する可能性がある(18)からです。
  1. 以下の作業は、箱に同梱されている「コンピュータの準備」という小冊子を参照しながら作業するとよいと思います。
  2. Setupで指定した内容は、実は、後で、変更することが可能なので、それほど神経質になる必要はありません。しかし、変更作業は、結局、余分な作業になるわけでもあるので、最初に、やってしまった方が簡単です。
  3. 例えば、学籍番号が4567番の方はmath4567という名前を付けます。
  4. 最近のコンピュータウィルスの中には、パスワードが設定されていなかったり、安易なパスワードしか設定されていないものを狙って侵入するものが出てきました。

    安全のために、是非、パスワードを設定しましょう。

  5. パスワードのメモを作成し、布団の下に隠しておきましょう。
  6. 例えば、ローマ字で、自分の姓や名にしておく。「栗野」の場合は、「kurino」とする。
  7. どうすればよいか解らない人は、g13XXXX ( XXXXが学籍番号)とするとよいでしょう。
  8. 初日は、念のため、電源延長コード等も準備しておくとよいでしょう。
  9. 自信の有る方は、どうぞ、どんどん、使い倒してください。ただし、その場合は自己責任ということをお忘れなく。
  10. よくあるパターンは、自宅からのInternet利用を可能に設定すると、大学からInternet利用ができなくなる場合です。もちろん、この二つは本来、両立するので、そのような利用を考えている場合は、是非、相談してください。

初日

初日から講義(の準備... )が行われます。PCを必ず持参にしてください。必要なものは、PC本体、電源(電源ケーブル、ACアダプタ、コンセント用アダプタ)、そして、ネットワークケーブル(19)です。

逆に、マニュアルや、箱、CD-ROM等は不要です。PCは、衝撃や圧力に弱い(20)ので、持ち運びには十分気を付けてください(21)

  1. cf.「コンピュータの準備」, pp. 1-3, pp. 4-17, pp. 4-16
  2. 自宅では問題なく動いていたのに、通学の満員電車から降りて、大学で蓋を開けたら、壊れていた...という例も沢山あります。
  3. PCを直接、手でもって運ぶのは、事故の原因となります。是非、専用のキャリアーバックを用意しましょう。もし、普通の鞄に入れて持運ぶのであれば、ぶ厚いタオル等でまいて、多少の衝撃を受けても壊れないように保護してください。

FAQ

【自分用のPCをもっている人】
すでに、自分用のPCをもっていて、そちらの方が便利と考える場合は、大学で貸与するPCを利用する必要はありません(22)。また、本人の責任で、そのPCを家族に貸す等、他の目的に転用するのは、本人の自由(23)です。。ただし、大学の講義や演習では、大学が貸与したPCを利用することを想定して行います。他のPCを利用することによる差異が生じた場合の対応は、皆さんの責任となります。
【返却するもの】
返却する義務があるのは、PC本体とACアダプタ、そして電源コードだけです。CD-ROMや、マニュアル、箱等は、返却の義務はありません(24)
【改良】
メモりーを増設したり、周辺機器(25)をつけたり、内蔵ハードディスクを換装する等の改良は自由にやって構いません。自分好みのソフトをインストールするのも自由(26)です。
  1. 不要であれば、学科に返却していただけると幸いです。
  2. 。ですが、その結果に関しては、責任を。ようするに、4年後に返却できれば良いのです。
  3. したがって、箱は、邪魔なら捨てくださっても結構です。ただし、修理のさいには、箱があると便利なので、できればとっておきましょう。

    マニュアルにもどんどん書き込みをするとよいと思います。

  4. 外付けマウスは、結構便利です。
  5. もちろん、自己責任で。

連絡先

学科で相談窓口

繰り返す様ですが、PCの管理に関しては、原則として、最終的に皆さん自身に委ねられています。しかし、一応、学科の相談窓口として、以下の情報を載せておきます。

【担当者】
数学科助手栗野俊一(くりのしゅんいち)
【e-mail】
kurino@math.cst.nihon-u.ac.jp
【URL】
http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp/~kurino
【Tel】
03-3259-0555
【Lab.】
駿河台キャンパス8号館2階823号室

日本ヒューレット・パッカード株式会社

製品保証内容

【製品】
Evo N1015v A1500/14X/256/20/D/C/XP
【製品番号】
470049-AAB
【オーダ処理番号】
03DPL03810575、03DPL03810571
【保守内容】
1年間引き取り修理サービス、24 h電話サポートサービス。

留意点

故障時

もし、製品の調子が悪くなったらまずは、その製品の保証書に記載されている専用のサポートセンターに連絡( Tel 0120-014121 )をしてください。

障害がハード面に関する内容であれば、上記のサポート内容に沿って修理等のご対応致します。

修理後、ご返却致します。

まとめ

おおきくまとめると、以下のようになります。