通信の開始(1)は、ClientからServerに向けて行う。
属性 | Client | Server |
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通信の開始 | From (通信元) | To (通信先) |
稼働期間 | 一時的 | 常時 |
サービス(一般に.. ) | 受領者 | 提供者 |
数量 | 少数 | 多数 |
DNS | 通常は登録されている | 登録されている必要はない |
IP Address | 固定されている | 自由に選べる |
TCP/UDP Port Number | 固定されている | 自由に選べる |
Webの例 | Web Server | Web Client ( Browser(3) ) |
TCPは、Connectionが必要なので、ConnectionのOpen ( =通信開始)をする側をClient側に、通信を受ける側をServer側とする。
TCPでは、Openをするpacket (通信準備のpacket)と、Openの後の通信(通信情報そのものを担うpacket )では、区別できる( sync bit )ので、中継装置は、(このsync bitを見ることにより.. )通信の開始方向を知ることができる。
種類 | IP Address | Port Number | Dynamic/Static | Source/Destination | Server/Client | 用途 | 特徴 |
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(Pure/static) NAT | 1 to 1 | 無 | static | Source | C/S | Private Networkに少数のGlobalなHostが存在 | NATされるIPをもつPCはGlobalと同じ |
Dynamic NAT | 1 to 1 | 無 | dynamic | Source | C | Private Networkに少数のGlobal利用可能なClientが存在 | Client用:同時に接続できる数は制限(条件付きでServerになれる) |
IP Masquarade | 1 to N | 有 | dynamic | Source | C | Private Networkに多数のGlobal利用可能なClientが存在 | Client用:同時に接続できる数は十分に多い |
Redirect | N to 1 | 有 | static | destination | S | 通信先をApplication Gatewayに転送する | 透過性Serverの運用/クラスタ |
変換テーブルを予め作成( Static )し、その表に基いて機械的に書き換える。
Sync Bitを確認して、Connectionのopenを確認し、その段階でtableを更新する( Dynamic )。
利用されないtable entryは、長時間が経過すると、無効となる( time out )
Table Entryがなかったら、追加する。
基本的に、一度返事があれば、削除してOkey (短時間でtime out )。