ほぼ、本番と同様な問題があります(3)ので、各自参照してみてください。
ただし、試験の形式等に関しては、これから変更する予定なので、必ず、模擬試験(4)もうけてください。
通信を行うためには、通信相手を知る必要があります。通信相手は、色々な意味でのaddressで表現されます。
通信を開始する側は、通信先のaddressを知り、そのaddressを宛先にして通信をしようとします。
しかし、実際に通信を行うのは下位層(最終的には、物理層)なので、上位層のaddressから、下位層addressを知る仕組が必要になるわけです。
Application層では、様々なaddressが利用されています。典型的なaddressは、e-mail addressとURLでしょう。
これらのaddressの意味は、appliction毎に異るので、様々な形式と意味を含んでいますが、共通することは、下位層のaddressとなるソケット対( IP addressとport番号)のヒントになる情報が含まれているということです。
Application層で呈示される情報は次の二つを含んでいます。
Application層の通信を、Transport層に任せるためには、Transport層のaddressである、Port番号が必要となります。
Application層での通信を行うには、そこでのProtocolが利用されています。そこで、Protocolと通信Portの対応表に関する合意ができていれば、Protocolが確定した瞬間に、Port番号も得ることができるわけです。
このPort番号のことをwell known port numberと呼んでいます。
DNSは、Domain NameからIP Addressを求めるためのサービスとして(5)提供されています。
Application層のaddressの中から、Domain Nameを取り出し、それに対するIP Address取り出すためにDNSが利用されているわけです。
Network層のAddress ( IP Address )から、論理層のAddress ( MAC Address )を得るには、ARP ( Address Resolution Protocol )が使われます。
ARPでは、そのIP Addressを持つHostに対して、ブロードキャスト( APR要求)を行うことによって、問い合わせます。
Network層がIPX Internetwork Packet eXchange() : Windows 95時代の主要Network Protocol
Windows 98以後は、TCP/IPへ(8)
同じEthernetを共有していても、カプセリングが異ると通信ができない。
通信をしたければ、方法を統一する必要がある。
IPXでの名称 | CISCO IOSでの名称 | 使用先 |
---|---|---|
イーサネットII | arpa | TCP/IP, DECnet |
イーサネット802.2 | sap | NetWare version 4.x, OSIルーティング |
イーサネットSNAP | snap | TCP/IP, AppleTalk |
イーサネット802.3 | novell-ether | NetWare version 2.x, 3.x |