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Note-PCのSetup (2007/04/06)
Ver. 1.2

2007年4月6日
栗野 俊一
kurino@math.cst.nihon-u.ac.jp
http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp/~kurino/2007/2007.html
数学科で貸与する Note-PC の最初の Setup

[注意]資料を読む前に

この資料は、昨年の資料に日時など内容を変更したものです(2007/04/06日段階)。この段階では、まだ、本機が手元になかったので、今年の機械で、同じ手順で実施可能かどうかは未チェックですので、実際の利用の時には、ご注意ください。

本機を入手しだい、資料を更新します。最新版は、

栗野の演習担当のページあるいは、理工ポータルサイトから、Downloadできる形にします。

はじめに

この資料は、2007年度に数学科入学時に貸与されたNote-PC Latitude D620 (以下、単にPC)に最初に電源を入れた時に行うWindows XPのSetup作業について、数学科独自の情報を補足したものです。

Windows XPのSetup作業そのものは、それほど難しいものではなく、画面に表示される指示に従って、選択枝を指定し、[次へ]のボタンを押すだけなので、それほどは難しくないでしょう。

むしろ、「選択枝が表示されたが、どれを選べばよいか解らない」という場合だけが考え所なのですが、その「どれを選べばよいか?」に関する指定が、この資料の内容ということになります。

なお、これらの選択枝は、「Setup終了後でも後から再度選択仕直しが可能」な内容ですので、仮りに、間違って選択したり、知らないで、適当な選択枝を選んでしまっても、慌てる必要はありません。ただ、この資料にある指定と異る設定をした場合は、是非、相談して欲しい(1)と思います。

  1. 指定した設定は、数学科として、「望ましい」と思われる設定ですが、もちろん、利用者である貴方本人が、「これで良いのだ」と確信して、ここで述べた設定と異る選択枝を選ぶのは、貴方の自由です。ただ単に、数学科では、これらの標準的な設定がなされているものとして、皆さんを扱うというだけであり、その場合、個人の独自な設定によって被る影響は貴方本人の責任で対応して欲しいということです。

    もちろん、その場合でも相談には常に応じますが..。

作業を始める前に

マウスパッド

今回、貸与されるPCのマウス操作は、マウスパッド方式です。

キーボードの全面にある、広い長方形の区画がマウスパッドです。

マウスパッドの表面を、指の腹でさすると、そのさすった方向に画面上の矢印(これをマウスカーソルと呼びます..)が移動することが解ると思います。

また、マウスパッドの下に横に並んで二つのスイッチがあります。通常はこの内の左のスイッチをポンと押すことを「左クリック(あるいは、単にクリック)」と呼びます。

  1. そもそも、「パソコン」とか「Windows XP」という用語が解らなかったり、自分で、大丈夫かどうかの判断ができないならば、その時点で、自分は「初心者」なのだと結論を出してください。
  2. 「変」なのは、「知らない状態を放っておく」ことです。変なことはしないでください。
  3. キーボードの右端の中段に一つだけ大きなキーがありEnterと書いてある。
  4. キーボードの中央手前にある横長のキーで、何も書いていない。
  5. 右手の中指で、「ポン」と、キーを軽く叩く感じ。押しっ放しにしてはいけない。直に指を放す。

Windows XP での選択肢と推奨肢

Setup 概要

最初に電源を入れるとWindows XPのSetupを行うように促されます。

このSetup作業は、基本的には、単に、必要な選択肢を指定(7)し、[次へ]ボタンを選択する(8)だけです。

それでは、PCの電源を入れてみましょう。「Dellエンドユーザソフトウェア製品ライセンス契約」の画面が表示されるはずです。

  1. マウスを利用して選択します。マウスの利用の経験はありますか?なければ、知っている人に確認してみましょう。
  2. 画面の左下に「次へ(N)[→]」という表記があります。これを左クリックすれば、次の画面に進みます。

Dell エンドユーザソフトウェア製品ライセンス契約

【対処】 [Enter] キーを押す。 【結果】一旦、画面が暗くなり、その後にしばらく 「Windows XP」の表示がなされ、「Microsoft Windows へようこそ」の画面が表示される。

Microsoft Windows へようこそ

【対処】 右下にある 「次へ(N)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】「日付と通貨の表示方法を指定してください」になる。

ここでは特にすることはありません。次に行ましょう。

日付と通貨の表示方法を指定してください

【対処】 右下にある 「次へ(N)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】「使用許諾契約」になる。

もし、万が一、「日本/日本語」以外が指定されているようなら、相談しましょう。

使用許諾契約

【対処】 「同意します」の前の白抜の◯をクリックする。 【結果】◯の中に・が入り、右下に [→] が現れる。 【対処】 右下にある 「次へ(N)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】「コンピュータを保護してください」になる。

本来は、この契約条項も良く目を通し、内容を確認した上で、先に進むべきですが、これも時間がないので、今回は、読まずに次に進むことにします。

後で、確認したい場合は、c:\windows\system32\eula.txt ( cf. 使用許諾契約書 (EULA) はどこにありますか? )に内容がありますので、目を通しておきましょう。

コンピュータを保護してください

【対処】「自動更新を有効(推奨)」の前の白抜の◯をクリックする。 【結果】◯の中に・が入る。 【対処】 右下にある 「次へ(N)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】「コンピュータに名前を付けてください」になる。

コンピュータに名前を付けてください

【対処】 キーボードから、「mathpcXXXX」の 10 文字を入れます。ただし、XXXX の部分は学籍番号の 4 桁を入れ、人によって異る名前を付けます この作業は、人によって (学籍番号が異るのですから当然ですが..) 異るので、周りに初心者がいる 場合は、注意してあげてください。 。例えば、学籍番号が、1234 番の人は、「mathpc1234」と入力します。 【結果】始めから、コンピュータの名前の所には、何かが入っていますが、それが消えて、自分が入力した。「mathpcXXXX」が表示されています。 【対処】 右下にある 「次へ(N)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】「管理者パスワードを設定してください」になる。

コンピュータの説明には、何もいれなくてもOkeyです。もちろん、自分で入れたい人は、どうぞ。

管理者パスワードを設定してください

【対処】 右下にある 「省略(S)」の右にある [>>] をクリックする。 【結果】「インターネット接続が選択されませんでした」になる。

本来は、自分のパソコンを安全に管理するために、管理者パスワードを設定すべきですが、逆に、このパスワードを忘れてしまうと、自分でも、パソコンを利用できなくなってしまうので、始めの内は、危険ですが、パスワードを設定しないままにします。

もちろん、パスワードを忘れない自信がある人は、設定しても構いませんし、今は自信がなくても、あとで、慣れてきて、自信が出て来た人は、後からでも、設定が可能ですので、是非、設定してください。

インターネット接続が選択されませんでした

【対処】 右下にある 「次へ(N)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】「Microsoft にユーザ登録する準備はできましたか ?」になる。

インタネートへの接続方法は、この後、コンピュータ概論の講議の中で行います。

Microsoft にユーザ登録する準備はできましたか ?

【対処】 「いいえ、今回はユーザ登録しない」の右の白抜の◯をクリックする。 【結果】◯の中に・が入る。 【対処】 右下にある 「次へ(N)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】「今すぐインターネットアクセスのセットアップを行いますか ?」になる。

今すぐインターネットアクセスのセットアップを行いますか ?

【対処】 「いいえ、今回はインターネットんに接続しません」の右の白抜の◯をクリックする。 【結果】◯の中に・が入る。右下の [→] が明るくなる。 【対処】 右下にある 「次へ(N)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】「このコンピュータを使うユーザを指定してください」になる。

このコンピュータを使うユーザを指定してください

【対処】キーボードから、「pc」と二文字入力します。すると、入力した p と c の文字の下には、下線が入っている状態になります。この状態で、[Space] キーを押すと、p と c の文字がちょっと、小くなり、表示が反転状態になります。その状態で、[Enter] キーを押すと、反転がなくなり、単に pc となります これは、「半角」で 「pc」の二文字を入れるということです。全角でいれないようにしましょう。 。初心者の人は、心配なら、次に進む前に、周りの人に確認しましょう。 【結果】「ユーザ1」の右に「pc」が入る。 【対処】 右下にある 「次へ(N)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】「会社名をお知らせください」になる。

後で、ユーザ名を追加したり、そのユーザ名を自分の本名にすることもできます。ここでは、とりあえず、一つだけ、共通の名前を追加することに意味があります。

会社名をお知らせください

【対処】「会社名」の左の白抜の箱をクリックします。 【結果】画面の右下に、「あ般」とかかれた灰色の横長の四角が現れます これは、日本語入力が可能になったという表示で、今後も色々な所で現れるので、確認しておきましょう。 。 【対処】キーボードから、「日本大学理工学部」と入力します。入力方法は、まず、ローマ字入力で、ひらがなが入るようになっているので、「nihondaigakurikougakubu」と英字を入力すると、自動的に、「にほんだいがくりこうがくぶ」とひらがなが入り、その下には、下線がついた状態になります。 この状態で [Space] キーを押せば、「日本大学理工学部」と表示が変りますが、下線はついたままです。そして、[Enter] キーを押すことにより、下線がなくなり、入力が終了します。 初心者の人は、心配なら、次に進む前に、周りの人に確認しましょう。 【結果】「会社名」の右に「日本大学理工学部」が入る。 【対処】 右下にある 「次へ(N)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】「設定が完了しました」になる。

(繰り返し述べるようですが..)このPCは、一応、日本大学理工学部の財産なので、このような名前にします。しかしながら(これも繰り返しですが.. )皆さん個人が自由に利用して構いません。

設定が完了しました

【対処】 右下にある 「完了(F)」の右にある [→] をクリックする。 【結果】暫くたったあと、Windows XP が起動し、画面の右上には、「ごみ箱」のアイコン が表示され、中央には、「DELL Security center」のダイアログが表示される。

以上で、setup作業は終了です。

Windows Update

もし、御自宅からInternetへの接続が可能な場合、できる限りWindows Updateを行うことをお勧めします。

もちろん、大学からでも可能なので、大学にPCをもってきた時に、時間の合間をぬって行うことも可能ですが、特に最初の一回はかなりの時間を消費しますので、自宅で可能ならば、自宅でおこなっておくことを強くお勧めします。

Setup 簡易版

「自分は、経験がある」あるいは、「解っている」と思っている場合は、この簡易版で、さっさと、作業を終了し、周りの「初心者」に教えてあげましょう。

以上で、setup作業は終了です。