前回の資料を参考にオンラインソフトの利用法について学びます。番外編の資料も参考になるでしょう。
MLというのは、端的に言えば、「一つのe-mailを、単一のe-mail addressに送るだけで、多数の(予め登録された..)人(のe-mail address)へ、そのe-mailを送る仕組み」のことです。
しかし、一般的には、その「登録された人」によって、MLの意味づけは異なります。なぜなら、MLの性格を決めるのは、そのMLに登録されている人(これを、MLのメンバーと呼びます)で決まるからです。
一般的には、通常特定の話題に関して、関心ある人達が、その特定の話題の内容のe-mailを交換するために、その「話題用のML」を作成し、それを利用することが多いようです。
本講義で利用するために、次のようなMLを作成しました。是非、ご利用ください。
このMLは、MLの操作に慣れるために作ったもので、ここに送られた内容は、通常のMLと同様に、MLの参加者に配布されますが、内容に関しては、誰も取り合わないという前提です。
まあ、ジョークの交換に利用しては如何でしょう。
このMLは、「コンピュータ概論での情報交換」に利用します。もちろん、質問や意見、連絡等を、このMLに書いて欲しいと思っています。
一応、「コンピュータ概論」専門なので、それと余りにも外れた質問や内容は、できれば避けてください(もし、他に、このような要望があれば、MLを作成することに吝かでないので、是非、ご連絡ください。)。
MLの運用方針には、色々なものがありますが、今回用意したMLでは、「自分で、登録して利用する形式」にすることにしました。したがって、自分で、登録作業を行わない限り、MLが利用できないわけです。
登録作業をどのように行うかは、こんどは、MLを運用するために利用されているプログラムによって異なります。
今回の例では、( fml ) というプログラムが使われています。
プログラムの使い方を覚えるとは言っても、皆さんが行うのは、単に、特定な形式のe-mailを送るだけですので、ご安心ください。
練習用のML Address fml-test-ml@media.cst.nihon-u.ac.jp宛てに、e-mailを送ってみましょう。subject (題名)や、中身は、何もなくてかまいません。
どんなことが起きるでしょうか。
MLへ登録するには、まず、「登録の意思」を伝える必要があります。登録の意思を示す方法は、実は、上記の「演習1」の結果届くe-mailに書いてあります。
具体的には、次のような形式のe-mailをまず送ります。
fml-test-ml-ctl@media.cst.nihon-u.ac.jp
このe-mail addressは、MLのaddress
fml-test-ml@media.cst.nihon-u.ac.jp
とは、異なり、余分に-ctl が付いていることに注意してください。本当のe-mailは、-ctl なしの方に送り、参加や、脱退、確認などをする場合は、-ctl ありの方に送る必要があることに注意してください。
すると、再び、今度は「確認」を求めるe-mailが届きます。
そのe-mailの中には、
confirm xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx自分の名前
といった感じの行が入っていますので、それを利用して、もう一度e-mailを送ります。
confirm xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx自分の名前
ただし、先ほど送り返されてきた内容をCopyする。
うまく行けば、「登録された」という内容のe-mailが届くはずです。
MLの登録が終わったら、今度は、脱退の方法も覚えてください。これも次のようなe-mailを送るだけです。
ML math-comp-ml@media.cst.nihon-u.ac.jp宛てに、「自己紹介」のe-mailを送ってみてください。