EthernetとToken Ringは、更に二層に分離(個々を副層と呼ぶ)しており、上位が、802.2で共通、下位が、それぞれ802.3と802.5に分離している。
共有メディアによる通信資源の共有をいかに公平に行うか?
全二重なので、調停の問題はない。
LAN (同一共有メディア)内で、通信者を特定するためIDが必要となる。
MAC ( Media Access Control ) Address : 16進12桁( 6 byte )の数値
EthernetとToken Ringで共通。
HDLCは、Addressが不要( PtoPなので.. )
自分のNote PCのMAC Addressを利用しよう。
C:\> ipconfig /all
C:\> winipcfg
pingすると、一次的に、相手のMAC Addressがキャッシュされるので、通信した直後であれば、通信相手のMAC Addressを知ることができる。
C:\> ping a.b.c.d C:\> arp -a
a.b.c.dは、IP Address。
学外と通信した場合に残っているのは、Default Gateway AddressのMAC Address (6)(7)。
フレームデータの中に、エラーをチェックするための情報( FCS : Frame Check Sequence,またはCRC : Cyclical Redundancy Check )を追加して、問題をチェックする。
フレームが運ぶデータのタイプ(上位プロトコル)を識別する。
対応していないプロトコルのフィルタリングを行う。
相手のアドレス(9)を指定するだけで、相手と通信できる仕組を提供する。
Addressは重複していはいけない。
addressというのは、Internetの中の、至るところで現れます。
例えば、典型的なのがe-mail addressです。e-mailでは、e-mail addressを指定するだけで、相手にメッセージ( e-mail )を送ることができるので、その意味では、Network層としての性質を満しています(が、もちろんOSI Modelでは、汎用な通信ではなくe-mailという特別な用途に用いいられるため、e-mailそのものはNetwork層ではなく、Application層に分類します..)。
また、URL ( http:// .. )もAddressの一種です。
AddressとID (Name)は異なるもので、混同してはいけません。
Addressは場所(通常は移動しない.. )ものを表し、IDは、個体(通常はどこにあるか解らない.. )ものを表します。
通信の対象はIDですが、通信するにはAddressが必要なので、どこかで、IDとAddressの対応が必要になってきます。
IP Address ( 32 bitの数値で、10進数[ 0 - 255 ]を4つを'.'[ピリオド]で区切って表現する)で、相手を識別する。
このAddressは、論理Address (つまり、「ある程度」自分で决める(12)ことができる)。
昔のアメリカでは、LANに利用される主なProtocolはIPXだった(13)。
古いIPXは、メディアを越られなかった(つまり、論理層とあまり変らなかった.. )。今の版は越られる( Network層に格上げされている)。
上位層の通信単位を下層の層で通信する時に、その中身(上位層の構造)に無関係に行えるようにするための仕組。
cf.封筒(手紙の内容を知らなくても済む.. [むしろ匿す.. ] )。
上位層のPDUにHeader (とFooder )を付けることにより、自分の層の新しいPDUを作る。