End-to-Endの通信の提供
Network Addressを指定するだけで、相手に情報を送ることができるサービスを提供する。
これより下の階層では、通信をできる範囲が限定される。
Address (通信先)から経路(情報の伝達する方向.. )を決定する仕組( Routing )が必要になる(1)。
これより上の階層は、通信の品質(追加機能)を実現している。
実際に通信(情報の伝達)を行う、最上位層(これから上の層は、通信の品質[トランスポート層]や、通信の開始、終了方法[セッション層]、通信上におけるデータの表現方法[プレゼンテーション層]など、様々な通信サービスを付加するために用いられる)。
論理の逆が物理Address。典型的な物理Addressの例は、緯度経度。
MAC Addressも予め、NICに設定されているものを普通は使う。
昔のアメリカでは、LANに利用される主なProtocolはIPXだった(5)。
古いIPXは、メディアを越られなかった(つまり、論理層とあまり変らなかった.. )。今の版は越られる( Network層に格上げされている)。
日本では、Windows 95までが、利用していたが98以降は、殆ど利用されなくなった。(6)
相手のアドレス(7)を指定するだけで、相手と通信できる仕組を提供する。
Addressは重複していはいけない。
addressというのは、Internetの中の、至るところで現れます。
例えば、典型的なのがe-mail addressです。e-mailでは、e-mail addressを指定するだけで、相手にメッセージ( e-mail )を送ることができるので、その意味では、Network層としての性質を満しています(が、もちろんOSI Modelでは、汎用な通信ではなくe-mailという特別な用途に用いいられるため、e-mailそのものはNetwork層ではなく、Application層に分類します..)。
また、URL ( http:// .. )もAddressの一種です。
AddressとID (Name)は異なるもので、混同してはいけません。
Addressは場所(通常は移動しない.. )ものを表し、IDは、個体(通常はどこにあるか解らない.. )ものを表します。
通信の対象はIDですが、通信するにはAddressが必要なので、どこかで、IDとAddressの対応が必要になってきます。
上位層の通信単位を下層の層で通信する時に、その中身(上位層の構造)に無関係に行えるようにするための仕組。
cf.封筒(手紙の内容を知らなくても済む.. [むしろ匿す.. ] )。
上位層のPDUにHeader (とFooder )を付けることにより、自分の層の新しいPDUを作る。