現在の教室のネットワークは、数学科演習室(隣の部屋です)のネットワーくを延長して作っています(隣の部屋から、ケーブルをひいてきています)。
この部屋から、数学科演習室のWeb (
なお、この設定は、この講義時間中並びに、数学科演習室内のLANでしか有効でなく、逆に、他の環境(例えば、自宅とか、学内の他のLANからの接続)の場合は、却って、Web参照をするのには、障害になるので、元に戻してください。
自分のNote-PCの設定が、既に、プロキシィを使うように設定してある場合(例えば、自宅からプロバイダを利用して、インターネットを利用している場合は、プロバイダの要請で、プロバイダ用のプロキシィを指定している可能性があります。)は、その設定を元に戻さないと、自宅からのWeb参照ができなくなります。
その場合は、後で、トラブルにならないように、設定を変更する前に、是非、申し出てください。
具体的には、次のようにします。
講義資料は、全て
ただ、その資料の中で、外のsiteへのLinkも存在するので、そちらも参照したい場合は設定を行う必要があります。
まず、自分のNote-PCから、Internetまでの簡単な通信経路を考えると、以下のようになっています。
インターネット(プロバイダ) | 日本大学のネットワーク | 理工学部のネットワーク | 数学科のネットワーク | 演習室のネットワーク | Note-PC
まあ、単純に理解すると、色々なネットワークを経由して、インターネットに接続しているということです。
実際に、自分のNote-PCから、順番にケーブルを手繰って行けば、最終的に(途中で無線LANがなければ... )通信相手の場所まで届く(可能性がある.. )というのはちょっと感激してしまうかもしれません。
何れにせよ、Networkの基本は、このケーブリングということになります。
教室から、近くのネットワークまでの物理的な構成図は以下のようになっています。
外の世界へ.. | +-------+---------------+ | Switch (数学科の LAN) | +-------+-------+-------+ | | | +------ 数学科の他の PC へ | +-------+---------------+ | Router ( PC edu-gw2 ) | +-------+---------------+ | +-------+---------------+ | Switch (演習室の LAN) | +-------+-------+-------+ | | | +------ 演習室の PC へ | | | | | ← ここから下が教室内の LAN になる | +-------+---------------+ | Switch (教室の LAN) | +-------+-------+-------+ | | | | +-------+-+ +---+----+ | Switch | | Switch | +--+----+-+ +-+---+--+ | | | | PC PC PC PC
教室の内部のLANに関しては、Switch同士を継ぐことによって、LANをどんどん延長できることに注意してください。
皆さんが、利用しているケーブルはストレートケーブルです。ところが、上記のSwitchとSwitchを結ぶケーブルは、クロスケーブルといって、実は結線が違います。
これは、実は、PCとPCを直接接続する場合にも利用することができます。
通常、PCとPC, SwtichとSwitchのように同じ物を継ぐ場合は、クロスをPCとSwitchのように違うものを継ぐ場合は、ストレートと理解すると良いでしょう。
このストレートとクロスの違いは、講義の途中でまた、詳しい話をする予定です。
物理的な構成図としては、箱(通信を中継する装置)と紐(箱と箱を継ぐケーブルで、信号を伝える役目をする)からなっていることが理解ります。
しかし、実際に、ネットワーク(特にIPネットワーク)を理解するには、論理的な構成図を考えた方が理解りやすいことがあります。
--------+-------- IIJ (プロバイダ) | R | ----------------+-------+-------------- 133.43.98.20/25 | R | ----------------+-------+-------------- 133.43.100.128/25 | R | 192.168.3.165 --------+-------+-------+-------------- 192.168.3.0/24 | | | (教室の Network) PC PC PC
ここで、横線は、一つのサブネットワーク(これの意味は、おいおい説明しますが.. )になっており、一つのネットワークグループを表します。
ここでの一つのポイントは、教室のネットワークが一本の線で表現されていること(箱や紐は沢山あるににも拘らず)です。
大学にNote-PCを持ち込み、ケーブルを継ぐだけで、インターネットが利用できてしまう。これが、今の大学の環境(と同時に、教室の環境でもある.. )わけですが、いったい、どのような仕組になっているのでしょうか?
その詳しい説明に関しても、今日は、部分的にしか説明できませんが、端的に云えば、自動的に、Note-PCがインターネット利用が可能になるような仕組(4)が働いているということです。
今日は、その設定内容に関して、簡単に説明したいと思います。
説明の資料としては、少し古いのですが、20030530 の資料を参照してください。