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情報通信ネットワーク(2005/09/30)
Ver. 1.1

2005年9月30日
栗野 俊一
kurino@math.cst.nihon-u.ac.jp
http://edu-gw2.math.cst.nihon-u.ac.jp/~kurino/2005/ccna/ccna.html
情報通信ネットワーク2005年9月30日 のメモ

目次

前期のまとめ

OSI 参照 model

OSI 参照 model:複雑なNetwork (の構成要素や、機能)を整理し、理解しやするするための抽象的なモデルの一つで、ISO (International Organization for Standardization) : 国際標準化機構で制定されたもの。

物理層、データリンク(論理)層、ネットワーク層、トランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層、アプリケーション層の7つの層( layer )からなる( cf. 2005/05/06 の資料 )。

PDU とカプセル化

カプセル化:上位層のPDU ( Protocol Data Unit :そのプロトコルにおけるデータの単位)を、Header (とFooder )を付けることによって、匿している(カプセル化)仕組( cf. 2005/07/01 の資料 )。

PDU (のHeader )は、プロトコル(の機能)と密接に関係があり、これの構造を調べることにより、プロトコル自身やプロトコルの持つ性質を理解することができる。

プロトロコル

プロトロコル (protocol):二者(以上の複数.. )間で、通信を行うために定められた規約(通信の手順や通信時に、守るべき規則)の事。層毎に、それぞれ複数のプロトコルがあり、通信の目的や特性によって、選択されることになる。

中継装置

OSIの三つの層(物理層,データリンク層,ネットワーク層)は、中継装置(1)がある。

  1. 装置とあるが、具体的には、ハードとソフトからなっている。もちろん、物理層は、ハードが前提であるが、論理層やネットワーク層は、実施上は、ソフトで実現されている。

    また、これより上の層の中継機能(通常は、PC等で動くソフトの形で提示)も存在する( cf. http proxy )。